キリスト教聖地よりもお城のほうが必見です!
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- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by コトルさん(男性)
モンテ・サンタンジェロ クチコミ:7件
6月にモンテ・サンタンジェロへ行きました。
モンテ・サンタンジェロは標高800メートルの山の上に広がる街。
大天使ミカエルが降臨された場所として重要な聖地。
今回の目的は伝説の聖地ではなく、お城を見るため。
モンテ・サンタンジェロ城は旧市街の一番高いところにあり、
周囲の半分は断崖に囲まれている。
起源は837年と1200年前。
当時はベネヴェントを支配していた領主が造ったもので、
その後、ノルマン・スヴェーヴォ・アンジュー・アラゴンと目まぐるしく変わり、
その都度、改修されて現在に至る。
しかし、近世になって荒廃が進んでしまった。
でも、荒廃さがかえって中世時代のロマンな雰囲気が漂う。
城壁や塔kらの眺めは素晴らしい。
モンテ・サンタンジェロの街並みを見渡せ、
大聖堂「Santuario di San Michele Arcangelo」のカンパニーレが見える。
町の向こうに青いアドリア海が見える。
それとは反対側は緑豊かなガルガーノ半島の山々を見渡せる。
このようにお城のほうが絶対におススメ。
入場料は5ユーロ。
トイレは完備。
建物の内部は撮影OKです。
なお、大聖堂「Santuario di San Michele Arcangelo」は、
493年に洞窟に大天使ミカエルが降臨されたということが起源。
その洞窟を有している大聖堂で、
現在の建造物は13世紀のものでフランスのアンジュー家によって造られている。
ファサードは典型的なプーリアンロマネスク様式で小さなバラ窓が美しい。
右側に鐘楼(カンパニーレ)が立ち、非常に珍しい八角形。
大聖堂に入ると驚く。
長い階段を地下へ続く。
かなり奥まったところに大天使ミカエルが降臨された洞窟があり、
キリスト教の世界三大聖地の一つ。
撮影は厳禁です。
欧米人はスマホでちらちらと撮っていますが、
厳しく注意されていました。
キリスト教でない私たちはきちんとマナーを守っていますが、
キリスト教の人たちは撮りたい欲望が抑えきれずに撮ってしまうようです(笑)。
なので、彼らを見てマネして撮ってはいけません。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2016/11/19
いいね!:3票
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