18世紀にハプスブルグ家のカトリック宣伝に利用された聖人「聖ヤン・ネポムツキーの像」
- 4.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
-
-
by AAAIKOさん(非公開)
プラハ クチコミ:365件
カレル橋の欄干の真ん中付近に立っている像です。
表情が哀れな雰囲気です。
人気の聖人像で、前回訪問した時も今回訪問した時も現地ガイドから説明を受けました。14世紀のボヘミアの司祭です。
ボヘミア王ヴァーツラフ4世から拷問を受け、カレル橋から投げ捨てられました。
5つ星と棕櫚の枝がトレードマークの聖人です。
「王妃に不貞の疑いを抱いた王が王妃の告解の内容を明かすよう脅しましたが、ヤン・ネポムツキーがこれを拒んだのが殉教の理由」というふうに現地ガイドさんは説明していました。
でも、旅行前に調べてみたら、プラハ大司教と国王の諍いに巻き込まれたというのが事実で、聖人になったのは、反カトリックの宗教改革者ヤンフスへの対抗という政治的理由から、意図的に偶像を造り上げる必要があったとか?
「18世紀にハプスブルグ家のカトリック宣伝に利用された聖ヤン・ネポムツキーの像」というのが史実なのでしょうか(・・?
プラハの街は、訪問を重ねるたびに面白さが増します!
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/09/16
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する