市庁舎の機械仕掛けの人形とジャンヌ・ダルク像
- 4.0
- 旅行時期:2015/08(約10年前)
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by コクリコさん(女性)
コンピエーニュ クチコミ:1件
コンピエーニュの市庁舎は1498年から1530年にかけて建てられたゴシック末期
の建物でゴシック芸術の至宝と言われています。
19世紀に修復され今に至っています。
ゴシックの華やかさはあるものの豪華絢爛過ぎず上品なたたずまいで好感が持てます。
建物の正面真ん中を飾っているのはルイ12世騎馬像の彫刻。
建物の鐘楼の頂には三人の機械仕掛けの人形がいます。
フランスの都市の鐘の中でもっとも古い鐘だそうです。
この3人はそれぞれイングランド、ブルゴーニュ、フランドルの囚人たちで、時間になると自分たちのハンマーで時の鐘打ち鳴らします。
イギリス、ブルゴーニュ、フランドルの囚人って、もしかしてジャンヌ・ダルクの敵たちでは!
そして彼らにはちゃんと名前がついています。
Langlois,LansquenetとFlandrin。
市庁舎の前に立ったら高い所でハンマーを持っている彼らを見上げてね。
残念ながら私は彼らの打つ鐘の音を聞けませんでした。
市庁舎前の広場にはもちろんジャンヌ・ダルクの像がたっています。
1430年5月23日、ジャンヌ・ダルクはコンピエーニュ包囲戦の最中ブルゴーニュ軍に捕らえられ、イングランドに売り渡されたのでした。
広場に立つジャンヌ・ダルク像は私がこれまでに見たジャンヌ像の中で2番目に美しいジャンヌ像です(1番美しいと思ったのはオルレアンのジャンヌ像)。
コンピエーニュ駅からオワーズ川を渡る途中にもジャンヌ・ダルク像があります。
こちらのジャンヌは美女と言うよりお転婆なジャンヌに見えました。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 4.0
- 駅から一直線
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 市庁舎広場から眺めるだけなので
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/10/04
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