南インド式ロックガーデン 5つのラタと動物は地下でひとつにつながっていた?!
- 4.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by カスピ海さん(非公開)
マハーバリプラム クチコミ:5件
南インドの建築のひな型5種類が、ひとつの大岩を削って彫り出されたという遺跡です。それぞれの石の祠堂に入ることもでき、奥部の壁から彫り出した浮き彫りのご本尊がいらっしゃる祠や、外壁にびっしりと神像が彫り込まれた祠、柱が獅子と合体した祠、はたまた未完か途中放棄か彫刻がないシンプルな祠など、いい意味でコンパクトにまとまっているので、見学がしやすいです。
もとが大岩だということで、地面と地中で深くつながっているのだと考えると、天然免震建築。石窟などインドの壮大な建造物の地球とのつながりからくる手堅い安心感が、小粒だからこそ実感できると思います。
周りに、もとは大岩の一部だったかもしれない岩がなにげなく配置されています。この遺跡が属するパッラヴァ朝は、禅宗開祖、達磨大師の出身国だそうで、南天竺の本場の石の庭園のようで趣深く感じ入りました。
祠の横に、ゾウ、ライオン、牛、の像が、その形を模したように似て見える祠堂の隣にそれぞれ1体ずつあり、そんな動物をもとに建物の型を考えましたと言っているようで、大変おもしろかったです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 海岸駐車場から車で5分
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 海岸寺院と共通で250Rs
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/09/05
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