昌徳宮 観物軒 (クァンムロン) 甲申政変の舞台
- 4.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
昌徳宮の皇太子(世子)の教育の場である誠正閣の裏手に建つ建物。
第22代王の正祖時代の建物とされています。
正祖も読書室として使用したり、臣下との接見、文官の登用試験をしたところ。
扁額は「緝煕」・・・光り輝き続けている様子・・・という意味です。
広々とした1階平屋建て、屋根は八層屋根です。
1884年(明治17年)12月 4日、ここは金玉均(キム・オクキュン)らが起こしたクーデター、甲申政変の舞台となりました。
金玉均(キム・オクキュン)は日本に遊学し福沢諭吉の支援で慶應義塾で学んだ人です。
日本の近代化を目の当たりにした金玉均は、古い体質のまま清に依存した朝鮮王朝を改革し、日本の助力のもとに朝鮮国王を長とする立憲君主制国家をうちたてて近代国家への道を切り開くことを目論みました。
このクーデターはあえなく失敗に終わります。
金玉均は上海で暗殺され、遺体は首と胴体が切断され、首は漢城で晒し物になったそうです。
墓は日本の青山霊園、外国人墓地の北1種イ側7にあります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/06/28
いいね!:2票
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