誠正閣 (ソンジョンガク) 昌徳宮にある皇太子の教育の場
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約9年前)
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by konomiさん(女性)
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煕政堂の南東に位置する誠正閣は皇太子の教育場でしたが、1910年以降の日帝強制占領期間には内醫院(王室の病院)として使用されたりしました。このため内医院(ネイウォン)とも言われます。
(昌徳宮の中にはもう一か所内医院と言われる場所が、闕内各司にもありますが、こちらがもともとの李朝時代の内医院です。)
誠正閣は平屋造りで、東側に高床式建物が付いた独特な姿。2階には喜雨樓、報春亭という扁額がかかっています。
李朝時代は幼児死亡率が高かったため、王子は四歳以上になってはじめて皇太子(世子:セジャ)になることができました。
10歳前後に成人になる儀式を行い、続いて婚礼を行う。・・・早いですね・・・。
皇太子(世子)の教育は侍講院(シガンウォン)という官庁が担当し、高官子弟も交えて一日3回の教育と読書、弓術、乗馬などの文武両道の教育を施したそうです。
2012年には文化財庁が「昌徳宮内医院韓医学体験行事」を催したそうです。またいつの日か開催されればいいのですが。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/24
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