錦川橋(クムチョンギョ) 昌徳宮の韓国最古の石橋
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
-
-
by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
約600年前に造られた韓国最古の石橋です。
昌徳宮入口奥にあり1411年、李朝3代国王太宗の時代に創建されました。
石造半円アーチで南側の橋脚足元(川の中)には獅子。
北側には玄武がいます。
東の青竜・南の朱雀・西の白虎・北の玄武は方位を守る聖獣ですが、玄武とは亀を意味しており、武芸に長けた毘沙門天の象徴でもあります。
怪獣ガメラを思い出しました(笑) この亀さんはかわいらしいですけど。
南は朱雀が置かれても不思議ではないのですが、どういうわけか獅子が置かれています。
橋の欄干の四隅には4体のヘチが置かれています。
ヘチは、善悪を見分け正義を守る想像上の動物「ヘテ」の元来の名前。
道理を外れた人をを角で突くと言われています。
ヘチは夏は沼のほとり、冬は松の森の水辺に好んで住むと言われており、火災を防止する神秘的な力を持つので、宮殿を守るお守りとして設置されました。
顔つきは、獅子と似ており、頭部には角、首には鈴、そして、体全体はうろこで覆われ、翼に似た羽を持っているため飛び回ることもできるとされています。
錦川橋のヘチはなぜかドヤ顔。飄々としていています。
橋のたもとには天然記念物のエンジュが植えられています。そばに世界遺産碑もありました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/23
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する