仁政殿 昌徳宮の正殿
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by konomiさん(女性)
ソウル クチコミ:329件
昌徳宮の正殿である仁政殿。国宝225号。
王の即位式・朝礼・外国使臣の接見などの重要行事が行なわれたところ。これは映画やドラマでおなじみですね。
宮殿は2段の月臺(台)の上に建てられており、見かけは2階建てですが、内部は高い天井をもつ1層構造です。結構天井高い。
中心に御座(王の座席)を置き、王の象徴である「日月五峰図(イロルオボンド)」が飾られている。
1900年代以降にシャンデリアが導入。これは無くてもいいかな・・・と思いました。
床には元々土を焼いて作った伝統磚(石床)が敷かれていましたが、今はただの床となっています。
韓国でも王を表す彫り物は龍なのですが、中国に支配されていた頃にはその龍を使うことを禁じられていたため仁政殿への階段の彫り物は鳳凰になっています。
ここで朝鮮王朝期の国王のうち8名が即位式を行ないました。
景福宮の勤政殿とよく似た作りなのですが、景福宮にあるような建物の周りの石の欄干がありません。
もともと離宮として作られたからでしょう。
屋根には李王朝を象徴するスモモの浮き彫り。
前庭には品階石(プムゲソク)が置かれていますが、5つの王宮の中で昌徳宮に置かれたのが最初なのだそうです。
東側に文官が西側に武官が中央に向かって座りました。後方には階段式庭園。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/05/20
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