ニクーリンサーカス (サーカスツヴェトノイブリヴァール) Nikulin State Moscow Circus

劇場・ホール・ショー

チケット完売の日もある大人気サーカス

4.5
旅行時期：2015/03（約11年前）

by リーリャさん（女性）

モスクワクチコミ：71件

モスクワのサーカスの中で二大トップの一つです。
ボリショイサーカスよりも、建物とステージの大きさ、出演者数、技術、客席数、公演時間など全て劣勢にも関わらず、観終わったあとの満足度は同等あるいはそれ以上かもしれません。

というのも、ニクーリンサーカスは「これぞサーカス！」というポイントをテンポ良くことごとく押さえてきて、観客の心をつかむのです。
例えば、出演者の衣装がとても煌びやかで豪華です。合間にはサーカスらしいピエロが出てきて場面をつなぎます。そして、ボリショイに比べてあまり動物が出てこないな、などど思っていると、ライオンとトラが10頭以上一気に出てきて度肝を抜かれたり。

1頭1頭の技術はボリショイの方が高いかもしれません。また登場する動物の種類もボリショイの方がバリエーション豊かかもしれません。でも、ニクーリンはそういうサーカスが観たいの！という観客の期待を裏切りません。

両者を観てみて、一言で表すなら、ボリショイは「高技術の新しいサーカス」、ニクーリンは「魅せるクラシックサーカス」だなと思いました。

また、ニクーリンではトラと記念写真を撮れます。公演前に撮影と支払（1000ルーブル）をして、公演後に受け取ります。パンフレットは600,200,50ルーブルと3種類ありました。200ルーブルの内部を見たところ、英語併記でした。

チケットの価格帯は両者共に幅広く、さほど差はありません。ニクーリンは400～3500ルーブルでした。それほど大きな会場というわけではないので、後ろの方でも近くに感じられました。
席数がボリショイに比べて少ないので、チケットが売り切れることもあり、日によって当日券がないこともあります。（ボリショイはあることが多いです）

公式サイト（英語ページあり）
http://www.circusnikulin.ru/