独裁者の末路
- 4.5
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by bluejaysさん(男性)
ケンブリッジ クチコミ:1件
チャールズ二世は、共和制時代の報復はしないという条件で王位に就いた。彼は生きている人には報復しなかったが、父を処刑した死んだクロムウェルに対しては別だった。彼の遺体は1661年墓から引きずり出され、チャールズ一世が処刑された同じ日に絞首台に吊るされた後、首を刎ねられ、その首級はウエストミンスター・ホールに晒された。首級は20年以上も晒されロンドンの名物となったが、その後行方がわからなくなった。
20世紀になって、ウィルキンソンという人物がクロムウェルの首級を所有していると名のり出た。ウィルキンソンの死後、クロムウェルの母校シドニー・サセックス・カレッジが彼の首級を受け入れ、1960年、およそ300年ぶりに構内の秘密の場所に葬り、アンテ・チャペルに記念のプレートを掲げた。詳細な場所を表示すると王党派がいつ再び彼の首級を掘り返すとも限らないので、プレートには「この付近に葬られた」と刻まれている。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/02/06
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