アポロンの神託で繁栄した、古代世界の中心地、「世界のへそ」
- 4.5
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by miracleさん(女性)
デルフィ クチコミ:4件
1829年、フランスの考古学者たちがこの地を発掘。
紀元前12世紀頃から、神を祀る場所であったと判明。
紀元前1000年頃には、ガイア(大地の女神)とその娘テミス(正義の女神)礼賛の地だったと言われている。
神話では、ディロス島で生まれたゼウスの息子アポロンが生後4日目にデルフィに出かけ……と伝えられているが、船乗りたちがクレテからアポロ・デルフィニウスの信仰をもたらし、神秘的な神託儀礼による予言が古代世界に大きな影響を及ぼしていったとも言われている(諸説あり)。
アポロンの聖域では、御神託のお礼に寄進した像や宝庫が立ち並び、現在は、その台座や柱の一部を眺めることができる。
この聖域の下側にトロスと呼ばれる円形のドーリア式神殿、ギムナジウムと言われる体育場の跡がある。
*ガイドさん同行のツアーで行くと、神話などを絡めて詳しく説明してくれる(ただ、所要時間1~2時間ゆえ、ゆっくり見たい人は半日ほどとって個人でいくのがベターか)。
ツアーの場合、下のトロス等には基本的に行かないので、必須の場合は、申し込みの時に相談しては。
◎予備知識があればあるほど想像力をかきたてられる、不思議な場所と思う。
- 施設の満足度
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4.5
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 1.5
- アテネから、バスや車で約3時間。
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- オンシーズンは観光客が結構多い。ギリシャの小学生の社会科見学!?スポットとなっているらしく、先生と生徒たちのグループでにぎわっていた。
- 展示内容:
- 4.5
- パルナソス山と古代遺跡が一体化したような景観。
クチコミ投稿日:2014/11/03
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