パムッカレ温泉 Pamukkale Antik Havuz

温泉

珍しい経験ができました

4.0
旅行時期：2014/08（約11年前）

by きちさん（非公開）

パムッカレクチコミ：2件

温泉施設はこじんまりしていて、温泉プール自体もけっこう狭いです。施設はほとんどが屋外で、お土産売り場や軽食売り場もありました。ぱっと見、タオルや水着は売っていませんので、持参する必要があると思います。（真夏だったら、タオルは手ぬぐい程度でいいかも。）

北口、西口、南口（パムッカレ村側）のいずれのゲートからも離れており、それぞれ徒歩15～20分はかかるのではないでしょうか。

温泉施設の入り口のカウンターで入場券を買います。大人32TL。ガイドブックよりも値上がりしています…。ここでは入場券だけ売っており、右手の奥のほうに着替え所（一応個室で、半畳ぐらいのスペース。土足なので結構汚い。無料。）、簡易シャワー、ロッカーがあります。ロッカーは有料で、大20TL、小10TL。小が普通サイズだと思って利用しようとしたら、財布ぐらいしか入らないのが小、普通サイズが大でした。（ここのカウンターやロッカー係のおじさんは、トルコで見かけたなかで最も愛想の悪い人たちでした。そりゃ観光客は放っておいても押し寄せるんでしょうけど、印象悪い～！）

プールそのものに入るときに、入場チケットが必要になります。出入り口の回転バーの横にいる係の人にチケットを渡します。途中でいったんプールから上がる場合は、この係の人に声をかけ、再入場するときにまた声をかければ、チケット無しで出入りしても問題ありませんでした。ぬるいとはいえ温泉なので、ずっと入っていると結構のどが渇きます。飲み物を買いに行ったり、カメラで同行者を撮影したりと、出入りしながら何時間もずっと浸かっているお客さんが多かったです。

温泉水は無味無臭で体温と同じくらいですが、この日は気温が40度近くありましたので、それでも涼しく感じました。ほんの一部が深いだけで、泳ぐほどのスペースはありません。あとは崩れた円柱の上などをへっぴり腰で移動することになりますが、藻で結構滑ります。プールというか浅瀬の水遊びというか、まあなんとなくパシャパシャ水をかけたり、のんびり会話しながら楽しんでいる人たちがほとんどでした。

日が暮れてくるに従って人が少なくなってきて、気温もぐんぐん下がり始めたころ、すっかり水でふやけた体がぽかぽかしてだるーくなっていたのに気がつきました。やっぱり温泉なんですね。その後は着替えて石灰棚へ夕日を観に行きました。施設とか係員とか、いろいろ不満はありますが、遺跡で温泉に入るなんてなかなかできることではありませんので、時間が調整できるならぜひ。

ハイシーズンの日中が一番混んでいるようなので、午前中か、夕刻がおすすめです。