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Aalborg Defence- and Garrison Museum 施設情報・クチコミに戻る

ドイツ難民33千人受入れたデンマーク1945-1948年 第二次世界大戦におけるドイツの占領、抵抗、解放と戦後 デンマークの戦争体験の記録と兵器を展示

  • 5.0
  • 旅行時期:2014/07(約11年前)
kirstiNorgeさん

by kirstiNorgeさん(非公開)

オールボルグ クチコミ:2件

A 博物館までの交通機関
駅からからはタクシー乗車。
B 訪問の目的
インターネットで調べたところ、多くの兵器、特に戦車の展示があると知って訪問した。何故、ここに戦車などの展示場があるのか理解できていなかった。
私の場合、第二次世界大戦ついての知識はウィンストン・チャーチル著「第二次世界大戦回顧録」に依っている。従って、そこに書かれてないデンマークが第二次世界大戦をどう戦い、どう生きたのかは知ることがなかった。「第二次世界大戦回顧録」ではドイツのデンマーク攻撃と占領については数行の説明しかない。ところが「ノルウェーの戦い」については数十頁を使っている。当時のイギリスにとって、戦略上重要なのはノルウェーであることは理解できる。ノルウェーが約2ヶ月に渡って、ドイツに抵抗を続けることができたのはその地形に依るものであろう。デンマークが数時間で降伏したのは、ドイツと陸続きであるという地形に依るものである。
C 重要な展示
兵器はありふれたものであり、特に戦車は屋外に展示してあり、保存状態が悪く、見るに耐えない。 戦車は戦後の米国、英国、独製である、飛行機は戦後のスウェーデン製と米国製である。
私にとって最も関心を持った展示は、ほとんどの訪問者が行かない掩蔽壕 bunker の中にあった。ここには1940 – 1945年のドイツ占領と戦後ドイツ人難民受け入れの記録があるのでぜひ訪問を推奨する。本来はデンマーク人とドイツ人がデンマークとAalborgと歴史を理解するために訪問すべきだろう。ヨーロッパの小国デンマークが何故、北大西洋条約機構に加盟し、アフガニスタンに派兵し、多くの死者を出しながらも、北大西洋条約機構諸国との同盟関係を強化しようとしているのか。この理由は、ドイツの攻撃の前のデンマークのように他国(ドイツ)を信頼し、不可侵条約を結んだとしても、条約などは簡単に破棄され侵略されてしまう。このため、デンマークは積極的に北大西洋条約機構諸国との同盟関係を強化する必要性を感じているのではなかろうか。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
半日
アクセス:
3.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
5.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2014/09/03

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