高校の宿題で読まされた『ギリシアの美術』の実物に46年後に出会う感動（国立考古学博物館）
- 5.0
- 旅行時期：2014/08（約11年前）
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by 隠居人はせじぃさん（男性）
アテネ クチコミ：24件
自然の珍百景や絶景を好む私にとっては博物館見学は苦手なのですが、この博物館はさすがギリシア美術の最高峰が集められており、貴重な体験となりました。
このことで思い出すのは、高校１年の頃、美術の宿題として強制的に感想文を書かされた
澤柳大五郎著『ギリシアの美術』
という岩波新書です。当時の私は、美術の授業が大嫌いで、この本についても特に感銘を受けたということは無かったのですが、なぜか、書棚の隅に保管してありました。
帰国後に取り出してめくってみると、今回の旅行でこの目で眺めた光景そっくりの写真が掲載されており、46年前に戻ったような気分。観光の最中に「あれっ、前にも見たことがあるぞ」と思ったのは、この本の写真が何かしら記憶に焼き付いていたせいだったかもしれません。
なお、ここはフラッシュ無しの写真撮影は自由ですが、自分を入れたスナップ写真は禁止だそうです。【このあたりの方針は、作品のみの撮影を禁止している大塚国際美術館とは逆になっています。】
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博物館正面と、46年前の高校美術の宿題で読まされた岩波新書
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入口は狭い。
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黄金のマスク。ミケーネ遺跡
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ポセイドンのブロンズ像。『ギリシアの美術』の口絵にあった
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イギソスの墓碑。亡くなった人との別れの場面。
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馬に乗る少年。本当に目の前を失踪しているような躍動感あり。
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ボクシングをする子どもたち。
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アンティキセラの青年。『ギリシアの美術』の口絵にあり。
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マラトンの少年像。左手部分は復元とのこと。
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展示物の中でも最もユーモラスなアフロディテとエロスの像。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者：
- 社員・団体旅行
- 観光の所要時間：
- 1-2時間
- アクセス：
- 4.0
- コストパフォーマンス：
- 4.0
- 人混みの少なさ：
- 4.0
- 団体ツアーは固まって移動するので、けっこう空いている時間があります
- 展示内容：
- 5.0
- ギリシア美術と言えばやはりここを見ないわけにはいかないでしょう
クチコミ投稿日:2014/08/30
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