美術ファン必見
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by Kenさん(男性)
ザグレブ クチコミ:8件
クロアチア科学芸術アカデミーの3階にある。ズリンスキー公園の正面にあり、建物自体が素晴らしい。開館時間前に1階ホールに入ったら、美術館は3階で、あと10分で開館と教えてくれ、親切。期待しないで入館(有料:30KN)したのだが、最初の部屋からイタリア古典美術がすごい。カメラ撮影可。説明書きは、クロアチア語による作者と作品名のみ。
修復されていないようで、全般に色がくすんでいる。聖母子像の絵が多い。
注目作品:ピエール・フィオレンティーノ「聖母子」フィリッポ・リッピ工房「聖母子」、ラファエロ(or サッソフェラート)「聖母子」、エル・グレコ「マリア・マグダレーナ」、ブリューゲル「田舎の結婚式」、ルーベンス工房、Jan Josef Horemans(オランダ風俗画)、コロー、ブーダン。
Gros「レカミエ夫人」が目立つ。歴史上、最も美しい女性と云われているレカミエ夫人を描いた作品としては、ルーブルのDavid作、カルナヴァレ美術館のGerard作が有名で魅惑的。それらに比べると、容色の衰えが顕著。帰国後の調査結果によると、前2作品は1800、1805年作。ここの作品は1825年作。1777年生だから、45才の時のもの。当時は、ナポレオンと対立し、全財産を失い、修道院へ引きこもっている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/21
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