バンフ国立公園 Banff National Park

国立公園

ロッキーに抱かれて

5.0
旅行時期：2010/06（約16年前）

by Dr.Poohさん（男性）

カナディアンロッキークチコミ：1件

バンフ国立公園内にあるカナディアンロッキー。

自然に包まれることのできる自分、本当に幸せです。
山と川と空と大地、青と緑と白からなる世界は、別世界です。

言葉は要りません。
静かに自然の鼓動を感じさせてもらえます。

ちっぽけな自分がそこにいました。

是非、カナディアンロッキーに沿ってドライブをお勧めします。

小さなバンフの街はとても素敵ですし、沿道には雄大な自然景観が溢れ、見どころがたくさんあります。

青く透き通るレイクルイーズ。
これほどまでに、ロケーションの作られた湖は、余りありません。
バンフ国立公園の必見観光地の一つで、標高1536m の高所に位置しています。
Lake Louise は、湖だけを指さず、バンフ国立公園内にある湖と、その周辺にある小村の名前です。氷河から解け出た水に含まれる石灰石系の岩粉により、湖は独特なエメラルド色をしています。湖周辺では、ハイキングや登山、スキーを楽しむこともできます。湖畔沿いに、遊歩道もありますので、ロケーションの移り変わりを楽しんでください。

巨大バスで向かうコロンビア大氷河。
コロンビア大氷河は、カナディアンロッキーで一番大きい氷河です。
この氷河に入っていくバスのような車両、タイヤの大きさが人の背丈近くある、装甲車両のような乗り物です。動きもダイナミックですよ。
氷河は、温暖化の影響で日々溶けているようで、その大きさは年々小さくなってきています。そのためか、氷河にはクレバスも多くあり、大型車両でないと中々その上を走行することに危険が伴うようです。
時間に余裕のあるアウトドア派は、トレッキングツアーをお勧めします。インストラクターが氷河を案内してくれます。

野生と人との関係
カナダでは、たくさんの野生動物を身近に見ることができます。
本当に少し勇気を出せば、クマでもなんでも触れる位置まで近寄ることができます。ブラックベアの子供が道端にいたので、立ち止まって見ようとしたとき、カナダの公園監視の方から注意を受けました。自然に暮らしている動物に近づくだけでも、野性を壊す話を聞かせてもらい、関わり方を学ぶことができました。シロイワヤギ達も、平然と人の近くを何食わぬ顔で通り過ぎていきます。

天城越えではなく、エアカナダのドメスティックでロッキー山脈を越えているとき、機内から素敵な風景が見られます。地上から見ると、美しく一直線に並んでいるように見えるロッキー山脈も、空中から見るとたくさんの独立した山々の集まりであることが分かります。

本当に奥深い自然がぎっしり詰まった、素晴らしい山脈です。
一生に一度は行く価値のある場所です。