歴代カスティージャ王の住居であり、王国の最重要軍事拠点だった城
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- 旅行時期:2013/11(約12年前)
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by MILFLORESさん(女性)
セゴビア クチコミ:9件
Alcazar de Segovia アルカサル デ セゴビアは、自然の堀のように三方を川に囲まれ、そそり立った丘の上に建った城塞です。
アルカサルが文献に現れるのは、セゴビアがレコンキスタされた直後 12世紀初頭のことですが、現存する建物にカスティージャ王アルフォンソ8世(在位 1158-1214)以前の建築は残っていません。アルカサルは、中世の歴代カスティージャ王たちが好んで住んだ宮殿であったと同時に、王国における最重要軍事拠点でもありました。
イサベル1世は1474年12月13日、カスティージャ女王としての戴冠式のために、この城からマヨール広場にあったサン ミゲル教会に向かいました。
16世紀、マドリードに宮廷が置かれると、セゴビアのアルカサルで王族が過ごすこともなくなり、その後2世紀もの間、牢獄として利用されることになります。
1762年、ブルボン家のカルロス3世スペイン王は王立砲兵学校を設立し、1862年の大火災まで約1世紀間、アルカサルがその本拠地となりました。この火災での損失は大きく、内部装飾はほとんどなくなりましたが、詳細な絵が残っていたために、ムデハル様式の嵌め木細工の美しい天井などは、ほぼ元通りに復元されました。
「ガレー船の間」や「諸王の間」などは見物です。
日本語の説明パンフレット置いてあります。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2014/01/21
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