リマ空港からのタクシーは高額。市中では交渉必要。メーターなし。
- 2.0
- 旅行時期:2013/12(約12年前)
-
-
by Boa Viagemさん(非公開)
リマ クチコミ:22件
交通事情のひどさは特筆すべきものがあります。空港到着、荷物受取り場には「違法タクシーに注意」の警告看板もあるほど。電車や地下鉄もなく、バスはリスクが高いため、タクシーを利用することになります。
欧州の主要都市の観光客向け3日券とか市内一律料金のバス地下鉄がある快適な移動は、リマではかないません。
日本の料金から比べて安いと思うかもしれませんが、現地物価からすればそうでもありません。
どのタクシーにもメーターがなく、乗車前にその都度異なる料金にたいして交渉。現金払いで適切な額の紙幣を用意していないとお釣りがないと言うのには、疲れました。日に数回、数日で合計20回ほど利用することになりましたから。(ここぞスペイン語力発揮の場!乗っている間に会話し続けて、庶民の生活情報をたくさん入手できました。)
スペイン語が話せると、現地人並みの料金にしてくれましたが、旅行者には現地人向け料金の倍、少なくとも30〜50%はかるく「ふっかけ」てきます。
「中古車」を「(買ってからまだ何年もたたない)新車だ」と堂々と言いながら営業しています。フジモリ政権頃までに、日本では排気規制でとっくに廃車扱いの中古車やバスがかなり輸入されたそうで年式はとても古いものが走っています。
流しでも乗るときは、思わず日本車種を選択していました。中国製BYDなどの安価な車がかなり輸入されていて天然ガスのタンクを積んでいます。
ペルーはドル箱の観光地を抱えて、観光業は重要な国家の財源。しかし、空港リムジンバスなど整備されておらず、市中流しのタクシーは色とりどりのバラバラな車種で、不法「白タク」も堂々。夜遅く乗ったタクシーはルーフにつけるTAXIマークをはずして車内に隠した覆面でスピード違反しかねない危険な走行で驚きました。
ただし、ミラフローレス海岸地区のラルコマール上では、黄色タクシーが待機していて、このあたりだけは安心です。
空港到着ロビーに出る前に公認タクシー会社がデスクを構えています。物価からみても非常に高額。ホテル差し向けタクシーは相場の倍額でした。
乗合バス(バックパッカーには格安)は1.50ソーレス。タクシーは何十倍もします。市中のバスはリスクが大きいため、旅行者は(現地人でも自家用車を運転しない人の多くが)タクシー利用となります。
サテライト・タクシーというのも電話で呼びだせるのですが、良心的かと思ったら、結局、割増料金やら何やら取られて、流しで交渉しても同じことでした。
天然ガス車が多く、数?乗っていると乗車している内部にも排気ガス臭が入ってきて、クスコでの高山病頭痛の前訓練になる?!?
ご参考までに私どもの利用例を挙げておきます。実際には、この倍も利用しました。
区間 / ソーレス
空港 → サンイシドロ地区のホテル90
ホテル → ミラフローレス 30
(上記2件はホテルお抱えタクシー。
法外な倍額料金!
15kmしか離れていない距離で90ソーレスとは……都心から70kmも離れたJ国の表玄関空港から優れた車両のNEXやリムジンバスに乗れる料金以上ではありませんか!?)
サンイシドロ → ミラフローレス 13
(スペイン語で交渉した妥当な料金)
ヨッキープラサ → サンイシドロ 18
ヨッキープラサ → サンイシドロ 12
(同じ場所なのにこの差!)
危険覚悟でこの区間バス利用 1.50
サンイシドロ → へススマリーア 15
へススマリーア → サンイシドロ 8
(日系人会紹介のタクシーは半額!)
ミラフローレス → 国民民族博物館12
国民民族博物館 → ラルコ博物館 15
空港 → サンイシドロのホテル 45
サンイシドロ → ミラフローレス 15
ミラフローレスのホテル → 空港 40
(空港→市街のほうが高いのは、空港駐車場料金を客側に請求するシステムだから。)
- 施設の満足度
-
2.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 法外な料金に耐える覚悟して。
- 支払額の安心度:
- 1.0
- 領収書はない。
- 利便性:
- 3.0
- 流しが主流。
クチコミ投稿日:2013/12/27
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する