幻想的な古代湖
- 3.5
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by kazさん(男性)
ヨセミテ国立公園周辺 クチコミ:3件
ヨセミテからデスバレイに向かう途中、「モノ湖」に立ち寄ってきました。
「モノ」とはこの地域に住む先住民の言葉でハエを意味します。彼らは豊富なアルカリ・フライのさなぎを集めて主要な食糧源としていたことからこの名前がついたらしい。
モノレイクはおよそ100万年の歴史があり北米で最古の古代湖と呼ばれており、その歴史において湖から水が流れ出たことは氷河期の一時期を除いて一度もなく、数千年の間に鉱物や沈殿物がシエラネバダ山脈の小川から流れ込み、真水が湖面から大量に蒸発したことによりアルカリ性の強い高濃度の塩水湖が生まれた。
ここには魚は棲息できないが、湖には多数の生物が暮らしていてアルカリ・フライは数兆匹にも繁殖し数千羽の渡鳥や水辺鳥の貴重な餌となっている。
また、この湖にはトゥファと呼ばれている石灰華の構造物(鍾乳石をさかさまにしたようなモノ)が幻想的な光景を作り出している。
ここへのアクセスはレンタカーでないと難しいが、一度は訪れる価値のある湖であると思います。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/10/11
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