リストの古いピアノと交流関係が面白かったです。
- 5.0
- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by pingpongpang666さん(男性)
ブダペスト クチコミ:2件
リストの博物館へホテルから徒歩で行けたのはよかったかもしれません。
アンドラーシ通りに出やすく、その下を走る地下鉄はロンドンの地下鉄の次に古いものだそうですが、結構乗りました。
4番と6番のトラムも使い勝手がよかったです。真夜中でも走っていて乗客も多く驚きでしたが、すぐに来るのて助かりました。
リストの博物館へは先のトラムでひとつ、オクトゴンの駅からアンドラーシ通りを少し歩いたところにありました。
夕方4時半過ぎに行きましたがツアー客とはぶつからず空いていました。
若いピアニストが結構同じ時間帯にいました。
何かイベントでもと思ったところリスト国際ピアノコンクールから明日から始まる集合時間に近かったからかもしれません。
ここでの博物館も圧巻でした。
リストが実際弾いたベーゼンのピアノがありました。音声ガイドではその音色も楽しむことができました。
思わぬコレクションもありました。
リストが使った葉巻タバコ、リストの毛髪、ジョルジュサンドとダグー夫人と一緒に食事したときの食器。
リストの後世の弟子や関係の努力の賜物もあるでしょうけど、それだけ慕われていたのでしょう。
ピアノとオルガンが二段になっていて、リストが楽器職人に作らせたという変わったものも展示されていて、晩年教会音楽や宗教曲が書かれるなかで必要となったこともわかりました。
ワイマールでも生家のあるライディングでもベートーベンの肖像画を見かけました、
ブダペストではベートーベン・シューベルト・ウェーバーの三人を尊敬していると展示されているピアノのなかで言われていました。
リスト音楽院でのレッスンについてはテクニックのことはあまり語らず曲そのものの解釈上のことが多かったそうです。
ベートーベンやシューベルトを尊敬しているのであれば内面的な深い音楽をきっとたくさんレッスン指導したのでしよう。伝統ある音楽院ではそうしたものが引き継がれ今に至っているのでしよう。
とても勉強にもなりました。
帰りがけに、リスト音楽院の自動販売機でエスプレッソをいただきました。80フォリントの学生料金。 写真のような自動販売機です。
何かにあやかれるといいですね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/10/02
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