湖井頭戦史館 Hujingtou War History Museum

博物館・美術館・ギャラリー

小粒ながら見応えはあり。お天気がよければ、トーチカからの中国厦門（アモイ）のビル群は必見

4.0
旅行時期：2013/03（約13年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

金門島クチコミ：46件

小金門島（烈嶼）にある湖井頭戦史館は、金門島の馬山観測站と同じく、以前は敵の動静を探る観測站、プロパガンダ放送を流す播音站だった場所。
今では八二三砲戦の歴史や、武器、軍事訓練の様子を展示した小さな博物館になっています。

湖井頭は、前線中の前線と呼ばれた場所だけあって、お天気さえよければ、トーチカから中国厦門（アモイ）のビル群が肉眼でも一つ一つ判別できます。
私たちが行った時には、ちょっと霞がかかっていたせいか、望遠鏡で見えるという≪両国二制≫の標語は見えなかったのが残念。

見学無料。
見学時間は８：３０～１７：００。
戦史館手前に、売店がありました。

湖井頭戦史館の場所は、九宮碼頭とは島の反対側の北岸にあります。
私たちは金門島で借りたスクーターで行ってみました。
湖井頭戦史館入口からちょっと下った所に湖井頭線のバス停があって、九宮碼頭からもそのバスが出ていますが、本数は1時間に１～２本程度と少ないのが難。
九宮碼頭ではタクシーが客待ちしているので、希望の行き先をいくつかまとめて回ってみるのがよさそう。
レンタル自転車も見かけましたが、九宮碼頭から先へ行くには、まずちょっとした山越えになります。体力がある方向けかも。

●注：　九宮碼頭は、金門島へのフェリーが発着しているフェリー乗り場です。