古寧頭戦役で壮絶な最期を遂げた李光前将軍を祀る廟
- 3.5
- 旅行時期:2013/03(約13年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
金門島 クチコミ:46件
李光前は、1949年の古寧頭戦役時、自軍が劣勢に陥ったのを見て自ら敵陣に攻撃をかけて壮絶な戦死を遂げた将軍。
その死を以って士気が上がり、最終的には国民党が大勝利を収めたという英雄になっています。
古寧頭戦役については、次のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%AF%A7%E9%A0%AD%E6%88%A6%E5%BD%B9
戦死した当時、まだ32歳の若さだった将軍を祀ったのが李光前将軍廟。
金門島で一番賑やかな金城鎮の中心部からだと、古寧頭戦史館へ行く途中の環島西路二段にあります。
道に面して軍人像が守る門が立っていますが、これが廟への入り口。
廟自体の規模は小さいので、これだけを目指して行くとすぐに見終わります。
古寧頭戦史館方面の見所と組み合わせて寄って行くといいですよ。
李光前将軍廟の内外の見学は無料。
道に面した門の向かいには≪李光前団長殉国於此≫と彫られた大きな石碑もあります。
これは、金門防衛司令部が民国70年(1981年)に建立したもの。
廟へと続く境内には、やはり銃を持った軍人像が立っていたり、李光前将軍の胸像や古寧頭戦役当時の戦闘シーンを描いた図があります。
廟自体は、仏教や道教の廟と同様のスタイルをとっていますが、内部を守っているのはやはり軍人像だったのが印象的。
祭壇には、どっしりと椅子に腰掛けた姿勢の李光前将軍の像がありました。
私たちが行った時には、訪れる人は少なかった李光前将軍廟。
それでも、廟の内外はきれいに掃き清められていて、いまも土地の人たちに尊敬されているのが感じ取れました。
私たちは、金城鎮に取ったホテルで借りたスクーターで行ってみました。
金門島の見所を結んで走る観光公車という観光バスにはA~D線の4つの路線がありますが、李光前将軍廟に向かうのは、金城起点・終点のB線(古寧頭戦場線)。
観光公車については、全線の説明が地図付きで載っている≪金門観光公車慢遊趣≫というパンフレットが金門島の観光インフォやホテルで無料でもらえますよ。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 金門島で一番賑やかな金城鎮中心部からだと、民権路に続く環島西路を北上して10km足らず。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 李光前将軍廟の見学は内外とも無料。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちが行った時には、土地の人たちが数人訪れている程度でした。
- 展示内容:
- 4.0
- 一般的な廟と違って、入口となる門の左右、境内や廟内も軍人像で守られているのが印象的。
クチコミ投稿日:2013/03/19
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