風獅爺

史跡・遺跡

風獅爺は金門島の守り神

5.0
旅行時期：2013/03（約13年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

金門島クチコミ：46件

風獅爺は、日本で言うと狛犬やシーサーのような獅子型の石像。
集落の入口、民家などに設置されていて、大きいものだと車道をスクーターで通っただけでも道端のあちこちで目にします。
風獅爺には福を招く、平安をもたらす、邪気避け、出世を助けるなどの役目があるとされて、民間信仰の対象になっています。
台の上に据えられた風獅爺は赤や黄色のマントを着せられて、お線香やお供え物がしてあるので、いまも土地の人たちに守り神として大事にされているのがありあり。

風獅爺は、オス・メスの区別のほか、像の大小もさまざま。
見かけも、素朴な表情を浮かべたものから、結構手の込んだ彩色も施されたものまであって、金門島に来たら写真コレクションに加えると旅の楽しみが倍増しますよ。(*^。^*)
あちこちでもらえる金門島全体の地図には、風獅爺のある場所も書き込んであったりします。
金門島は戦跡の多い島ですが、風獅爺をテーマにした旅をしてみるのもよし。

お土産屋さんでも、風獅爺はいろいろな形になって売られています。
大小の置物、オカリナのように笛になったもの、吊り下げて飾り物にするもの、Tシャツにプリントされたものなどなど。
小さいものだと数十元くらいの気軽に買えるお値段からあります。
表情も、真面目なもの、コミカルなもの、材質も色合いもより取り見取り。
お気に入りの風獅爺を見つけて、連れて帰るのもいいと思います。