台車交換は最大の見もの
- 4.5
- 旅行時期:2010/09(約15年前)
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by dra66さん(男性)
ブレスト クチコミ:1件
ブレスト駅は旧ソビエト連邦とEUの国境駅で、最大の見ものは線路規格の差異(広軌⇔標準軌)による客車の台車交換です。島国日本では決して見ることができない光景です。日本の在来線は狭い狭軌を採用してるので車両も狭いのです。線路規格の差異の経緯はヒトラー率いるナチスドイツによる鉄道での戦車、武器のソビエト連邦への大量輸送を防衛するため、独裁者スターリンが広軌を推進したとのことです。このような台車交換は旧ソビエト連邦の国々の国境を通過する駅で見ることができます。
台車交換が見れる旧ソビエト連邦国境を通過する鉄道
ロシアー中国(シベリア鉄道、モスクワ−北京/ピョンヤン、6泊7日)
モンゴル−中国(シベリア鉄道、モスクワ−北京、5泊6日)
カザフスタン-中国(ウルムチ−アルマトイ、1泊2日)
ベラルース−ポーランド(モスクワ−プラハ/ワルシャワ/ベルリン/ブダペスト/ウイーン、1泊2日〜2泊3日、ベルリンにてトランジットで、パリ/ローマまで2泊3日、マドリードまで3泊4日)
ウクライナ−ルーマニア(モスクワ−ブカレスト/ソフィア、2泊3日、ベオグラード3泊4日)
ウクライナ−ポーランド(キエフ−ワルシャワ、1泊2日)
リトアニア−ポーランド(ヴィリニュス−ワルシャワ、1日または1泊2日)
この駅では客車を1両ごとに切り離して台車交換、ベラルースとポーランドの出入国イミグレーション、税関検査、機関車交換の一連のプロセスで約4時間停車します。ベラルースイミグレーションの裁量に依存しますが、駅舎内にいける場合もあり、その場合はたばこ、酒、化粧品といった免税品を調達した方がいいです。EUへ行くとユーロ高もありすごく高いです。
ロシアとベラルースの国境はイミグレーションがありません。ロシアの出国カードはブレストでベラルースのイミグレーションにより回収されます。
ベラルースのイミグレーションは大半が女性で、金髪、色白、気持ちミニスカートのスレンダー美人が多かったです。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の充実度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/12/23
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