馬韓の代表的古墳群 伏岩里古墳群
- 3.0
- 旅行時期:2005/01(約21年前)
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by あなもりやさん(男性)
光州 クチコミ:1件
大型甕棺古墳は栄山江流域にだけみられるこの地方の独特な墓制である。伏岩里古墳群は羅州会津村前、栄山江北岸の江邊に形成された沖積平野に位置する。総4基が200m半徑内に分布している。
1号墳は方台型封墳で規模は18x14mであり、高さは4mほどで、周辺で甕棺片が発見された。4号墳は長方形で35x17m、高さ2.5mほどであり、封墳の頂上で甕棺片が発見され、140x45mの大きさの長方形 の石槨が表わされている。
去る1996年からから1998年まで進行された伏岩里3号墳の発掘は日帝時代に発掘した潘南面古墳に次ぐこの地域最大の発掘だったのに、調査の結果、横穴式石室墳、甕棺墓など各様の模様を持つ墓41箇が蜂の巣のようにきっしりと入っていて発掘チームを驚かせたという。一つの封墳の中に多数の墓の穴を掘って埋める多葬はこの地域だけの独特な埋葬方式という。
特に、3号墳の南の96石室では全国で初めて石室内に甕棺4基が安置された墓制が確認された。また金銅履物、各種の馬具類などが出土され、既存の馬韓の消滅時期であったという4世紀説を修正しなければならないほどの6世紀の資料が出土して学界の注目を集めている。伏岩里古墳群はまだまだ解くべき謎がいっぱいである。(羅州市ホームページより)
光州から市外バスで羅州へ、羅州からは市内バスかタクシーを利用する。馬韓の代表的な古墳群。6世紀に至るまで馬韓が存続していたことを示す資料が出土した。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 2.5
クチコミ投稿日:2012/12/09
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