サン・ピエール修道院教会 ロマネスクの彫刻と回廊
- 4.5
- 旅行時期:2012/08(約12年前)
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by コクリコさん(女性)
モアサック クチコミ:1件
サン・ティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のひとつ「ル・ピュイの道」巡礼路教会サン・ピエール修道院教会。
100年戦争~フランス大革命まで破壊と再建を重ねたためサン・ピエール修道院教会はロマネスク様式とゴシック様式が混在した教会になっています。
お薦めは「モワサックの扉口を見ない者は愚かだ」と言われている教会南扉口のロマネスク彫刻群。
タンパン(扉口上部の半円壁)の彫刻はヨハネ黙示録の『荘厳のキリスト』と
トリュモー(中央柱)に刻まれた預言者エレミアの流れるような姿はロマネスクファンには必見。
また扉口両壁に彫られた『エジプトへの逃避』『受胎告知』『マリアのエリザベート訪問』
『淫乱の罪人』『吝嗇の罪人』『金持ちの罪人と貧乏なラザロ』等の彫刻も磨耗して少し見難くなっていますが素朴な美しさに心惹かれます。
柱頭に刻まれた不可思議な生き物たちも面白くて見飽きることはありません。
私は見なかったのですがフランス一美しいと言われている回廊は見学料金を払って見る事ができます。
ガロンヌ川の支流タルン川まで足を伸してモワサックの街歩きするのも楽しいです。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 3.5
- トゥールーズから列車でもバスでも行けます
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 回廊のみ見学料がかかります
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- ゆっくり見学できます
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/11/17
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