鐘楼の上から見るとラテン十字架になっているドゥオモ
- 4.0
- 旅行時期:2010/04(約16年前)
-
-
by マンボウのお城さん(男性)
ピサ クチコミ:5件
大理石をふんだんに使い、ファザードに4段の細かい列柱が並ぶドゥオモは、ピサでしか見ることができない珍しいデザインです。
都市国家であったピサが、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を始めたといわれています。建物の構造は、奥行きが約100m、幅約30mで、上から眺めるとラテン十字の形をしています。
内部は、円柱が密に並び、五廊式となっていますが、使用された円柱の多くは戦利品として披露するために、パレルモの古代遺跡から運ばれたものともいわれています。
そのため、建造物自体はロマネスク様式ですが、内部はビザンチン様式となっています。
また、「説教壇」は、1311年に造られたイタリア・ゴシック様式を代表する彫刻として知られています。その前に下がっているのが、これまた有名なG・B・ロレンツォ作の「ガリレオのランプ」です。
ガリレオ・ガリレイが「ピサの斜塔」を使って「落体の法則」を発見した逸話や「ガリレオのランプ」を見て「振り子の等時性法則」を発見したといわれていますが、どちらもイタリアらしい楽しい逸話だそうです。
真実を知らない方が、夢があっていいのかもしれません。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- フィレンツェから電車で1時間、ピサ中央駅から3番のバスで10分ほどかかります。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 共通券(10ユーロ)でピサの斜塔を除く、すべての施設に入れます。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- やはりピサは人気スポットなので、混雑していました。
- 展示内容:
- 4.0
- 「説教壇」、「ガリレオのランプ」、パレルモの古代遺跡から運ばれた円柱など見どころ満載です。
クチコミ投稿日:2012/06/24
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する