遺跡マニアにはたまらない「北京原人遺跡」
- 3.0
- 旅行時期:2004/03(約22年前)
-
-
by マンボウのお城さん(男性)
北京 クチコミ:6件
北京原人遺跡は、北京から南西に50キロほど離れた周口店村の竜骨山の上にあります。
1923年にスウェーデンの地質学者、考古学者のユハン・グンナール・アンデショーンが、この地で原人のものと思われる歯を発見しました。その後の1929年、中国人学者の裴文中が約60万年前の完全な頭蓋骨を発見し、北京原人と名付けられました。しかし、1941年に頭蓋骨は紛失してしまい、現在も行方不明です。また、後に原人の使った石器および火を使った跡も次々と発見されました。
これらの考古資料に対する研究を通じて、北京原人が約69万年前の直立人であることが証明されました。
付近は石灰、石材の産地でもあるため、毛沢東時代の1958年から1960年にかけて実施された大躍進政策の一環として「工業を大いにおこそう」というスローガンのもと、多数の関連工場が建設されました。しかし、工場建設や原料採取のために、多くの遺跡が埋没したり、破壊されたりしたため、1986年になってようやく中国共産党は、考古学者達の意見を容れ、遺跡から工場群を移転させました。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 北京から約50Km離れています。周口店までバスでも行けますが、バス停から徒歩では行けません。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 門票は、規模にあった30元です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 交通面でのネガがあるので、観光客はほどんどいません。
- 展示内容:
- 2.0
- 展示方法が、本物ですか?という簡素なものでした。
クチコミ投稿日:2012/05/28
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する