世界遺産に登録された標高3,058mの霊山「五台山」
- 3.5
- 旅行時期:2010/05(約16年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
五台山 クチコミ:1件
五台山は、中国山西省東北部の五台県にある古来からの霊山で、日本三大霊山である恐山・比叡山・高野山のような雰囲気の山でした。
北台 葉頭峰は、標高3,058mありますが、夏だったこともあり、高さはそれほど感じませんでした。別名、清涼山というのも頷けます。
それよりも朝早くから、僧侶や信仰心の厚い方々によるお香を焚く煙と香りで満たされるため、仏教の文殊菩薩の聖地として、古くから信仰を集めているということがわかります。
また、山名の由来は、この山が下記の五つの主要な峰によって構成されているからだそうです。。
東台:望海峰
西台:挂月峰
南台:錦綉峰
北台:葉頭峰(最高峰。海抜3058m)
中台:翠岩峰
山内には、北魏の時期に大浮図寺と呼ばれる寺が建立され、それ以後、多数の山岳寺院も建立されました。
その最も繁栄した時期には、300以上の寺が林立していたといわれています。
観音菩薩の霊場である普陀山と、普賢菩薩の霊場である峨眉山、地蔵菩薩の霊場である九華山と並んで、中国仏教の聖地とされています(中国三大霊山、中国四大仏教名山)。
現在でも、台内に39のお寺(南山寺、顕通寺、塔院寺、碧山寺、普化寺、観音洞、龍泉寺、金閣寺など)、台外に8つのお寺(延慶寺、南禅寺、秘密寺、尊勝寺など)の合計47の寺院が存在します。
また、チベット仏教の教徒の尊崇も集めており、菩薩頂と呼ばれる寺院のある五台山は、中国内地では、漢伝仏教とチベット仏教との唯一の共通の聖地となっています。
マンボウも地元の人に教わった重要な仏教のお寺を巡るとともに、チベット仏教の聖地である菩薩頂では、タール寺以来のマニ車(ダラムサラ)を回してきました。
マニ車の中には 経文が入っていて、「心身込めてマニ車を回せば、回した分の真言を唱えたことと同じ功徳があると言われています」。
五台山からは、自力で移動すると決めていたため、長距離バス乗り場まで宿の方に送ってもらい、太原に一路向かいます。太原までのバス代は148元でバスは大型で新しく乗り心地は良かったです。所要時間は、終始下りで渋滞がなかったため、4時間強でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 2日以上
- アクセス:
- 3.0
- 大同、太原からバスが出ていますが、高地にあるため5時間前後と時間がかかります。
- コストパフォーマンス:
- 1.0
- 往路はタクシーチャーターで周遊したのでわかりませんが、五台山から太原までバス代148元、門票は218元でした。高すぎます!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 広大なエリアなので、人はそれなりにいますが、気にならない程度です。
- 展示内容:
- 3.5
- 2日間かけても廻りきれないほど見どころ満載ですが、すべてお寺なので・・・。ただ、3000メートルを超える高地なので、山の景観と星は最高です。
クチコミ投稿日:2012/05/26
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