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カメハメハ通り 施設情報・クチコミに戻る

かつては日系移民の町があったカメハメハ通り

  • 4.0
  • 旅行時期:2012/01(約14年前)
SUR SHANGHAIさん

by SUR SHANGHAIさん(女性)

ハワイ島 クチコミ:8件

ヒロ国際空港の西端あたりからベイフロント・ビーチ・パーク沿いに延びている道がカメハメハ通り。
ヤシの木が街路樹になっていて、いかにもハワイの島の道、という雰囲気があります。
カメハメハ大王像もこの通り沿いの広い緑地の中に立っているので、ちょっと立ち寄ってみるのもよし。
カメハメハ通りから、直接大王像正面に出る細い脇道が付いています。

その大王像周辺や、カメハメハ通りとその向こうのヒロ湾方向を見ると、単なる緑地公園にしてはずいぶん面積が広いのに気付きます。
それもそのはず、現在緑地になっているカメハメハ通り周辺には、かつて日系移民の町があって賑わっていたんだそう。
大王像の近くにその町に付いての説明標識があるので読んでみるといいですよ。
それによると、その町の名は英語ではSHINMACHI(NEW TOWN)と出ていたので、漢字だと≪新町≫と書くのかも。
1900年代初めに造られて賑わったその町も、1946年の津波で壊滅的被害を受けてしまったのだそう。
津波後の町の様子の画像も、その説明に出ていました。

上記の津波は、近くにあるココナッツ・アイランドの説明とも併せると、1946年4月1日のアリューシャン地震によるもののようです。
下記のウィキペディアのアリューシャン地震に関するページには、津波に追いかけられてヒロの町を駆けて来る人々の画像が出ています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87
今は熱帯ののどかな風景の一つになっているカメハメハ通り周辺にも、こんな歴史があったのを知っておいてもいいと思います。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
5.0
ヒロ国際空港からヒロの町に行く時に通る海沿いの道です。
景観:
4.0
ヤシの木が街路樹になっている風情がよし。
人混みの少なさ:
5.0

クチコミ投稿日:2012/03/27

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