ココナッツアイランド Coconut Island

海岸・海

歩行者用の橋で陸続きになった小さな小さな≪生命の島≫

3.5
旅行時期：2012/01（約14年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

ハワイ島クチコミ：8件

ヒロ湾にこぶのように突き出したワイアケア半島。ヒロの大きなホテルがここに集中しています。
そのうちの一つ、ヒロ・ハワイアン・ホテル近くから歩行者用の橋で陸続きになった島がココナッツ・アイランド。たまたま見つけて寄ってみました。
ココナッツ・アイランドの地元の名前はMOKU OLA（モク・オラ）で、生命の島とか癒しの島、という意味があるんだそう。大昔には泉が湧いていた事から、その名が付いたのだとか。

島と言っても、徒歩で一周しても１０分もかからないミニ・サイズ。黒い溶岩で出来た岩礁と言った方がいいかも。
橋ができる前は、小舟で行き来していたそうです。
黒い溶岩の磯辺＋芝生の公園になっていて、名前通りにココナッツの木立もあったり東屋があったり。入場無料。
わざわざここだけを目指して来るほどの場所ではありませんが、そばにはリリウオカラニ庭園もあるので、お時間があれば併せてどうぞ。
売店や食堂などの施設は無いので、そのおつもりで。

地元の人たちが散歩に来てそのまま寝そべっていくようなのどかな場所なんですが、１９４６年４月１日のアリューシャン地震や１９６０年５月２２日のチリ地震の津波では、このココナッツ・アイランドもヒロの町一帯も大きな被害を受けたのだそう。
その時に破壊された物なのかどうか、島には半壊になったままの石造りの施設がいくつかありました。