ナポリ王国の離宮の町
- 4.0
- 旅行時期:2008/08(約17年前)
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by indijyonkoさん(女性)
カゼルタ クチコミ:1件
カセルタはナポリから日帰りできるところなので汽車は結構こんでいました。
ローマ時代は砲台があったとか、12世紀ブルボン家が宮殿を建ててから壮麗な町に変わったそうです。
まずH2Cホテルを探します。商店街を歩くのですがほとんどお休み。セールで買いたいけれど8月末までお休みですって。
入場時間が18時までなので荷物を置いてそのまま出かけます。今夜はホテルで夕食にしようと思いましたら、この時期夜はレストランはやってないとか上手いものは食べられないと絶望感に落ち入りました。
王宮まで歩いて入場券を買います。ナポリから33キロ離れた場所、レッジャと言われるブルボン家の王宮です。
貴族たちが春と秋の離宮として使われたものだそうです。王宮庭園の奥までは3キロもあるそうで園内バスを待ちます。やっと着たバスは満員、有子さんが入り口からおくまで計った時間は8分です。
バスを降りると目の前は宮殿の頂点の大滝grande cascata ヴィーナスとアドニスの泉があります。
すばらしい眺めです。反対の入り口の方ははるか先に先ほどの王宮が見えます。
何もさえぎるものがなくずっと続く緩やかな流れの滝と夏の盛りの緑が美しい平地に庭園が広がっていました。
イギリス庭園はカットして日陰を歩きながら王宮に向かい歩きます。いくつもの滝それらはすばらしいギリシャ調の彫像や彫刻に囲まれそれは美しいものです。1時間かけて王宮に戻りバールで一休み。その後ナポリ王国の莫大な富と権力が想像される王宮を見学しホテルに戻ります。
途中聞いていたマッサと言うレストランもお休みです。万事休す。
しかし夕食はとらなければならないのでホテルのコンシュルジュに聞くと、ピザしかないけどうまい店がある本当にピザしかないけどと、まーいいか仕方ない期待もしないのでカメラも持たずに出かけました。
ホテルからはあまり遠くないそうです。教会がありなかなかいい町です。
目指すピザやは人気が有るらしく込み始めていました。周りを見回すと美味しそうです、期待していなかった分ときめいてきました。
そばのテーブルの人にそれはなんというのと聞いて注文しているとなんと1メートルもの大きさのピザが目の前を通りすぎて行きます。3人で目を丸くしているとさっきの聞いた人が飛んできてこれが食べたいのと聞いてくれました我々はノー、小さめのものを2皿たのみました。
トマトソースがフェレッシュで凄く美味しい、ワインも安くリーズナブルなのに満足感ありです、治代さんのバロメーター始動です。勿論追加しました。
この店風、チーズの入ったピザ生地に野菜がたっぷりのったピザの新しい食べ方、みんな気にいりました。ナポリも含めて今回のピザめぐり第1位に輝きました。
1メートルのピザは前も後ろの席の人たちも2人で食べていました。
カメラがないので携帯で写真を撮らせてもらいました。凄く幸せな夕食で凄く幸せな夜をすごしました。Pizzeria la laggetta です。
8月17日
残り2日になった今回のたびですが最後まで楽しまなくては、ネットで予約をとったのですが。このホテル周りの人たちもうらやむ高級ホテルで、朝食も、設備も居心地もなかなかヨカッタ。
小さい町なのに立派ないい教会があります。カセルタで使用される水により絹織物産業が左官となりこの町は栄えました。今もホワイトハウスの壁を飾るシルクは近代化とともに後退して行きました。その頃の庶民の住宅などはナポリのものより格段上だったそうです。
昨日確認しておいた王宮前から出る屋根なしの赤い観光バスに乗ります。
6ユーロで王宮とカセルタベッキアまで行き帰るというお得感のあるバスです。
すばらしい眺めのダイアナの滝を見た後裏門から出て山の方に向かいます。途中眺めの良いシルク工場の庭を見て後、カセルタベッキアにむかいます。
古いと言う意味のこの町は古い集落とここに泊まっていたら飽きてしまうような小さい町がありました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2011/07/08
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