清東陵
- 5.0
- 旅行時期:2007/11(約18年前)
-
-
by Tシャツさん(男性)
天津 クチコミ:2件
北京市街地東方に約130km、天津市街地北方に約80kmの地点に造営された、清朝皇帝の陵墓群のうちのひとつ。清朝の陵墓は一箇所ではなく、東西に分割して造営された。こちらの東陵には、順治帝・康熙帝・乾隆帝・咸豊帝・同治帝の5人の皇帝の他に、西太后の眠る定東陵もここに有る。特に清朝最盛期に造営された乾隆帝の「裕陵」の地下宮殿のレリーフは秀逸で、必ず見ておきたいポイントである。
しかし、この東陵は1924年に国民党の軍閥孫殿英の手によって盗掘され、その際に数々の副葬品が盗まれたに留まらず、地下の玄室をこじ開けるために、乾隆帝および西太后の地下宮殿の入口がダイナマイトで破壊され、現在も乾隆帝の裕陵の扉は元に戻されていない。西太后の遺体はこの折に切り刻まれ、止めにダイナマイトで木っ端微塵になった。この報を聞いた溥儀は大いに怒り、国民党に失望し日本に近づく決意をしたきっかけになったと言われている。
- 施設の満足度
-
5.0
- 観光の所要時間:
- 1日
クチコミ投稿日:2010/05/13
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する