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明洞聖堂 施設情報・クチコミに戻る

韓国初のゴシック建築、カトリック教会のシンボル

  • 4.0
  • 旅行時期:2004/11(約21年前)
misongさん

by misongさん(女性)

ソウル クチコミ:27件


施設名 : 明洞聖堂

ショッピングのメッカ、ソウルを代表する繁華街、明洞(ミョンドン)に荘厳な雰囲気で佇む明洞聖堂(ミョンドン ソンダン)。
韓国初の煉瓦でできたゴシック建築で史跡258号に指定されている。
聖堂に一歩足を踏み入れると、街の喧騒からは想像できない厳かな静けさがある。

フランス人のコスト神父が設計、監督のもと、1892年に着工した。
しかし、コスト神父はその完成を見る前に亡くなり、その後、同じくフランスのプワネル神父が引き継ぎ、明洞聖堂は1898年6年の歳月をかけて完成された。
1970~1980年代の軍事政権時代には、民主化を求める運動家たちのアジトでもあった。
現在は韓国カトリック教会のシンボルとして、信者だけでなく多くの観光客が訪れる場所となっている。
老朽化に伴う補修工事のため、長らくその姿を見ることができなかったが、1年あまりの工事期間を経て、2008年12月、再び明洞の街にその荘厳な姿を現した。

本堂にアーチ形の窓、その上にとがった小尖塔(先がとがった形の屋根をもつ建物の事)を持つ純粋なゴシック様式建築である。
このゴシック聖堂は韓国産の20種類の赤、グレーの煉瓦を組み合わせることによって、建物全体に陰影のある趣を醸し出している。
入口から主祭壇に向かう身廊(しんろう)と言われる中央通路、両側に袖廊(床面が十字形式教会堂の南北の建物)を持つ「3廊式」と言う構造になっている。
内部は16mの回廊、高い天井、ステンドグラスの大きな窓と、厳かな一方で豪華な作りとなっている。
地下にはキリスト教弾圧の歴史のなかで殉教した聖人と殉教者たちの遺体が安置されている。
遺体が安置されている部屋の入口はガラス張りになっていて参拝がいつでもできるようになっている。

施設の満足度

4.0

観光の所要時間:
1-2時間

クチコミ投稿日:2009/04/07

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