ホッロークーはパローツ様式の民家が残る小さな村
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- 旅行時期:2008/09(約17年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ホッロークー クチコミ:1件
ホッロークーの村はブダペストから北東へ約100km。私たちは車で高速道路のE71号線、その後21号線と地方道を経由し、途中の休憩も入れると2時間ほどで到着。21号線から地方道に入るジャンクションにはホッロークーへの標識が出ていたほか、村へ向かう道の入り口には左上の画像のカラスの像が出ていたので迷いませんでした。
村では、坂道の上のほうにある駐車場への途中にいた係のおにいさんからチケット購入。村の博物館、村はずれにあるお城の見学を合わせたチケットが600フォリント。
あとはパローツ様式の民家がある世界遺産の村に自由に入っていって見学できました。パローツ様式の民家は村内の道に沿って126軒。
ちなみにパローツ様式というのは、土と藁をこねて築いた壁を持つ木造建築。石灰で壁を白く塗るのが特徴だそうです。
村の博物館以外にも、文物を展示してあるミニ博物館(注:別料金の場所もあり)や、村の手工芸品を展示販売している民家もあってのんびり歩ける大きさの村。カフェやアイスクリーム屋さん、民家を改装したレストランもあるので、飲み物+食事休憩もOK。
左下の画像がホッロークーの村の中の様子。右手に見えているのは教会です。右側の画像はこの村の民族衣装の展示。
中世にカスピ海周辺から移住してきたトルコ系クマン人の末裔が、民族衣装をはじめとする独自の文化を継承しつつ暮らしている村と聞いていきましたが、私たちが行ったときには民族衣装を着ていた村の人は一人しか見かけなかったのが残念。世界遺産の村、と気負いこんで行くより、田舎のかわいい村を見学に行くといった感じで訪れるのが似合う場所だと思いました。
村はずれの丘の上に残るお城へは行かなかったので詳細は不明。駐車場脇の道のほか、村の中からも上って行く小道が付いていました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2008/10/26
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