空海(弘法大師)ゆかりの開元寺
- 4.0
- 旅行時期:2007/03(約19年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
福州 クチコミ:10件
福州の開元寺は、548年に創建された仏教寺院。
804年に遣唐使船団とともに唐を目指した空海が、暴風雨によって漂流したあげくに漂着した赤岸鎮(福州市から北に200kmほどの海辺の町)から最初に訪れた寺ということで、境内には日本の方が建てた≪空海入唐之地≫と彫られた碑と、空海立像がありました。
今は住宅に囲まれた寺の規模は小さく、見るべきものはあまり無いという感じでしたが、鐵佛殿には高さ5.3mという鉄製の仏像があるのが見えました。
お寺の周辺の整備を含めた復元計画があるのか、境内には計画図も出ていましたよ。山門外側の隅に、インド、マウリヤ朝のアショーカ王の四頭獅子像を持つ石柱のレプリカが二本出ていました。これから内部に配置するのかも。
参拝無料
所在地:開元路78号(市街地の中心にあって、五四路と鼓屏路に挟まれた一画)
開元寺のサイトはこちら http://www.fzkys.com/ 中国語簡体字版
ついでに言うと、空海が長安の都へ旅立つ前に滞在したのは、今は福州市東郊外にある鼓山風景区の中の湧泉寺(ゆせんじ)だそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2007/04/13
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