ブルキナファソ鉄道 Rail transport in Burkina Faso
鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
2.80
施設情報
クチコミ(2件)
1~2件(全2件中)
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ブルキナファソ鉄道
- 3.5
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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死ぬかと思った体験
- 2.0
- 旅行時期:2010/01(約16年前)
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4トラ色塗り投稿です。
ガーナに青年海外協力隊として派遣されていた2年間。任期も残り3ヶ月となり、冬休み(地方の教育局派... 続きを読む遣で小学校巡回のため)を利用し任国外旅行に旅立った。当時、ガーナに派遣された者の任国外旅行で行けるところは、イギリス、隣国ブルキナファソ、そしてマリの3ヶ国のみ。ただしマリは当分の間、危険情報が発出しており、行けない状態が続いていた。他の隊員はほぼイギリス旅行に行く。が自分は、、、。イギリスにならいつでも行けるはず。任国外旅行ではアフリカのブルキナファソ、マリに行ってみたい!常々そう思っていた。で、運良く、マリの危険情報も解除され、マリへの任国外旅行が認められることとなった。ただし、任国外旅行でバスでの出国は認められていない。陸路は危険との認識があり、航空機での出国しか認められていなかった。ガーナからブルキナファソまでの往復は600ドル程。マリまでなら往復900ドル程。イギリスなら往復1100ドル程。値段的にもみんなほぼイギリスを目指すのはこんな理由もあった。ブルキナファソなんかバスで行けば往復100ドルもかからず行けるのに。
ガーナのアクラでブルキナファソのVISAをとり、ブルキナファソ往復の航空券を購入し、JICAに旅行を申請し、旅立った。
その旅行での出来事だった。以前、ブルキナファソとの国境付近に派遣された仲間のところへ出掛け、国境までは既に訪れていた。ブルキナファソに入りたい!と、国境の役人にお願いすると、ちょっとだけならいいとのことで、仲間たちとブルキナファソのビールを飲みに行った。
今回の旅行では、ガーナ帰国時には、せっかくなのでブルキナファソの首都ワガドゥグからガーナ国境までミニバスで行って、またワガドゥグに戻り航空機でガーナに戻るという計画にした。
事件は、その時のガーナ国境からワガドゥグに向かう帰路のミニバスでのことだった。そのミニバス(ガーナではトロトロと呼ばれている)にはなんと牛2頭が屋根の上に縛り付けられ、同乗されることとなった。これがアフリカスタイル。窓側に座っていた自分。雨も降っていないのに、窓からはどしゃ降りの景色。、、、勿論それは牛のおしっこ。危なく引っかけられるところだった。
そこまではいい。が、大事件はここから、、。順調に走っていたはずのミニバス。でも、なんだか途中からふらふらのような走行。ん、なんかおかしい。と、思ってたらこのミニバスがワラの山の中へ突っ込んでいった。勿論ミニバスは横転。窓際に座っていた自分の側へ横転。ヤバい!すぐ脱出しなければ!以前、事故でバスが横転しガソリンが漏れ火災が発生し、数名が亡くなったというニュースがガーナで流れていた。脱出だ!と、思った時には遅かった。乗客たちが我先に我先にと、脱出を試みる。自分を踏み台にして、反対側の窓から脱出するのだ。結局、踏みつけられていた自分が一番最後に脱出。人間とは本当に恐ろしいものだ。命懸けの時には他人なんか関係ない。この時実感した。
幸い火災は起きず無事だったが、、、。
あとからドライバーが言うには、、上に載せた牛の重量でブレーキが全く効かなくなったんだとか。そこで車を止まらせるために、ワラの山に突っ込んで行ったんだと。
屋根の上に載せられていた牛2頭は死んでいた。危なく自分も死ぬところだった、、、。
その後、数時間後、代わりのミニバスがやって来て、無事ワガドゥグに戻れたが、その途中、ある牧場でミニバスは止まった。死んだ牛のことを話しに行ったのかは知らないが。そこで見た光景がすさまじかった。もう夜中。外は真っ暗。この真夜中に牛の屠殺が行われていた。男が刃物を片手に牧場にいる牛の頸動脈を切りつけていく。牛は泣きながら次から次へと倒れこんでいく。すごい光景だった。日本なら屠殺場で電気ショックで、人目にさらされることなく、、なんだろうけど、ここアフリカでは、真夜中に人目にさらされることなく、こうやって屠殺されているんだ、、、
一緒に見ていたガーナ人が自分に話しかけてきた。That's Africa!
閉じる投稿日:2023/05/11
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