サンマリノから車で30分。
秘境のサン・レオへ。
途中、サンマリノの旧市街をのせたティターノ山を見渡せ、素晴らしい。
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国境を越えてイタリアに入る。
しばらくすると岩山の上のお城が見えてくる。
その独特な光景にびっくり。
本当に映画のような光景というか、現実にあるとは思えないほど。
物語から飛び出たよう。
実は「ルパン3世 カリオストロの城」の舞台となったところ。
サン・レオへの道は深い谷の跳ね橋。
絶壁に沿って道を走ると城門。
城門を抜けてサン・レオ内に入る。
サン・レオはサンマリノと同じ岩山の上を築かれた町で、
城壁に囲まれ、立派な要塞風なお城を持っている。
お城は要塞風で岩山の頂上に立つ。
「ルパン3世 カリオストロの城」のモデルとなったもので非常に有名。
入城すると中世時代にタイムスリップ。
今にも騎士たちが出てきそうな雰囲気。
最近までに牢獄としても使われたよう。
中でも、1906年にカリオストロ伯爵が幽閉されたことで有名。
その幽閉された部屋もある。
窓から素晴らしい風景が広がる。
テラスや窓から、サンマリノのティターノ山が良く見える。
その絶景に酔いしれる。
サン・レオもまたサンマリノと同じく、第二次世界大戦の空爆を受け、
お城などが廃墟となる。
その修復される様子の写真がある。
その中で最も驚いたのは冬季の積雪。
優に2メートルも超える雪に埋もれたサン・レオの写真が衝撃的。
あとで分かったが、ドライバーによるとサンマリノやサン・レオをはじめとする標高の高いところは
冬季は1メートルも積もるという。
ゆったりとお城を歩いてルパン3世の気分になって絶景を楽しめます♪
サン・レオの旧市街内へ。
村は本当に小さく、メインストリートは300メートルもない。
ゆったりと街並みを眺めて歩く。
店はかなりあり、土産屋さんのほかに、
小さな食品店や陶器店がある。
食品店で乾燥したポルチーニを購入。
店先にはチーズが置かれ、香りがすごい。
陶器店は店内が工房になっており、
老人が作製している。
記念に小さな小皿を買う。
ショッピングを楽しみながら、広場へ。
広場は小さな噴水があり、趣きがある。
周囲には小さな教会や市庁舎が並ぶ。
Pieve教会は小さく、起源は4世紀と非常に古いが、
現在の建物は11世紀に建てられたもの。
内部は小さく、やや暗いが厳かな雰囲気が流れる♪
カテドラルは小さい。
1173年に建てられたもので、内部の柱が当時のまま。
優美なアーチを描く柱が優雅な雰囲気を醸し出している。
過剰な装飾はなく、かえってシンプルさがいい。
カテドラルの隣がベル塔。
14世紀に建てられたもの。
塔からの周囲の眺めは美しい。
まるで白昼夢のようで、現実とは思えないほど。
サン・レオはリミニから路線バスが出ており、日帰りは可能です(夏季のみ)。
サンマリノからは路線バスはないようです。
サンマリノから車で20~30分ですので、
金銭余裕があればタクシー利用もオススメします。
片道30~50ユーロと考えられ、往復100ユーロは超えないはず。
サン・レオ城を含めた旧市街観光は2~3時間あれば十分と思います。
ランチは、旧市街外れのベル塔近くのオステリアがオススメのようです。
(ドライバー情報から)。
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投稿日:2013/07/25