トランツアルパインでグレイマウスに到着後、すぐにケーブラフティングのブッキングに向かう。
ちなみにケーブラフティングとは...
続きを読む洞窟内の川を下るラフティングの事。
事前予約してなかったのですが、問題なく14時からの予約取れました。ラフティングツアーをやってるところは、確か町中に行けばすぐわかるところにあったと思います。
宿に荷物を置きに行って、タオルなどを持って戻る。
健康状態などのチェック表を記入したら、スウィムスーツに着替えます。もちろん下は水着。
私はスウィムスーツ自体初めて着たのですが、ピッタリ密着するので非常に着づらい!
しかもそんな密着した格好に、頭にヘルメットという状態で、トラックの荷台に乗せられ車で15分ほど走る。超揺れる・・・。
更にそこから35分ほど山の中へ・・・。
体力の無い私にはいきなりヘビーな注文である。
私たちのグループは、私たち3人の他に新婚さん2人組、1人旅の女性と男性が1人ずつ。
最初はアドベンチャー心も手伝ってなかなか楽しいが、次第に疲労が心を支配し始め、「もう勘弁して」という頃に洞窟前に到着。
洞窟での移動方法の説明を受け、いよいよ洞窟の中へ→。
洞窟内は足場も悪いし、突然川が深くなったりしていて侮れない。
スウィムスーツはどんどん水を吸収していく・・・冷たい。
途中、傾斜が90度に迫ろうかという岩場を、滑り台の要領で滑り降りなければならず、これが怖いのなんの。
えいやっ!と飛び込んだら、下の水がこれまた思ったより深い。
一瞬おぼれそうになりつつ無事生還。
もともと決まってたコースなのか、私たちの中にあまり大柄なメンバーがいなかったからなのか、「大人1人通るのが精一杯です」というぐらい狭い岩場を通らされる。
しゃがんで通る事はほぼ不可能で、ホフク前進状態でひたすら突き進む。
なんだか段々狭い所にいる事自体が不愉快になってきて、閉所恐怖症の気持ちが少しわかった。
散々歩いたら浮き輪に尻から入って水を漂う。
しばらくはヘッドライトも付けず、真っ暗な中を手探りで進む。
ゴール地点に着いたら、岩場で休憩。
MOROと言うキャラメルバーにチョコレートコーティングしたものと、ホットチョコレートを頂く。
どっちも甘い。
そのまま鍾乳石について説明を受ける。
洞窟内はあちこち鍾乳石でできているのです。
鍾乳石の成り立ちを考えると感動するが、よじ登る分には滑りやすく、非常に憎らしい。
このツアー、なかなか楽しい部分も多いのだが、何より問題なのはここからまた洞窟の入り口まで戻らなければならない事!
てっきり浮き輪に浮かんでるうちに出口まで出れると思ってただけに、疲労がドッと浮かんでくる。
私は洞窟内で自力でよじ登る事ができず、後ろのお姉さんに
「押してくれますか!?」
とお願いしたら、ほとんど持ち上げてくれた。
私より小柄なのに・・・ありがとう。
洞窟の入り口まで戻るという事は、当然歩いて山を降りるという事で・・・・。
他のメンバーの人たちも、「ラフティングっつーかハイキングだよね」と言っていた。確かに、私たちが思い浮かべるラフティングとは色々大分違うかも・・・。
オフィスに戻ったら、スパに入りながらビールとマフィンを摘みつつ、ツアー中の写真をモニタで見る事ができます。
ツアー中は自分で写真を撮る事が不可能だからね。
CD1枚$40とお高いが、1枚買ってコピーすればまぁ・・・、というわけで1枚購入。
閉じる
投稿日:2007/11/13