チャオ! 妻Fraccia(イタリア・レッチェ市出身)と夫Maccia(日本・横浜市出身)、結婚3年目のなかよし国際カップ...
続きを読むルです。
アルベロベッロと直接関係のない部分も多く含むクチコミですが、アルベロベッロを含むプーリア州での旅行全般についてクチコミを書かせていただきます。
私たちは「南イタリアとくにプーリア州のすばらしさをもっと多くの日本の皆さんにお伝えしたい!」という情熱を持ちながらブログを綴っています♪
“Cartoline dal Salento ~サレントからの絵はがき~ ”
http://lecartolinedalsalento.blogspot.com/
プーリア州は日本人観光客にとっては “イタリア国内で最後の残された楽園” とも言われています。商業主義に毒されていない純粋な土地柄が魅力かなー?と思っています^^
しかし「南イタリアへの旅行にすごーく興味があり行ってみたいけれど、治安などがちょっと心配・・・」ですとか「どこにどうやって行けばいいのかわからない・・・」というお声を、日本人でイタリア旅行に何度も行かれている方からも耳にします。
だいじょーぶ!声を大にして言いますが、プーリア州とくにサレント半島の街々は牧歌的で他のイタリアの大都市よりよっぽど安全ですよー!^^
団体ツアーの方も個人旅行の方も、せっかくナポリやマテーラあたりを経由し強行軍でプーリア州まで来てもアルベロベッロ止まりではもったいない!
ただただ、ホントにもったいないです・・・
プーリア州を訪れるならば、プーリア州南部のサレント半島 = “イタリアのブーツのかかと” を訪れなければ、本当に豊かな南イタリアの文化やあたたかい人々の息吹に触れていないと言っても過言ではありませんっ
私たちの大好きな地元プーリア州でダントツ一番人気の観光地、アルベロベッロ。勇気を出して誤解を恐れずにあえて書きますが、アルベロベッロの歴史街区はサラッと見て写真を撮ったりお土産屋さんを回るだけなら2、3時間も滞在すれば十分かもしれません。
たしかに現実離れしたトゥルッリの街並みは大いに一見に値しますが、実際アルベロベッロ人気は世界遺産に登録にされているという事実に支えられている面が大きいのではないでしょうか?
世界中の有名観光地にありがちな、お土産店の売り子さんたちがひっきりなしに「チョットマッテ、見ルダケ」なんてカタコトの日本語で声をかけてくる光景もちょっとひくかもしれません(苦笑)
ただ、ぜひ1泊トゥルッリに泊まってみてください。そうすれば、浅く上っ面だけの観光地という印象は消え、かわいらしいトゥルッリの世界にみずからも溶け込んだような特別な思い出となるでしょう。あえてトゥルッリ内でパニーニをご自分で作ったり簡単にでも調理して生活を演出してみるのも◎です。
もし車など移動手段があれば、夕食はアルベロベッロ近隣の街、チステルニーノ(Cisternino)までお出かけしてみることをオススメします♪ この街の歴史街区の中心部にお肉屋さんが軒を並べる一角があるのですが、夜になるとお肉屋さんがそろって炭火焼レストランへと看板を変えるんです。お肉屋さんのショーケースでお肉を選び、それを炭火焼にしてもらいます。ぜったいに注文してほしいのが「ボンベッテ (bombette)」。この街でしか食べられないチステルニーノ名物の絶品肉だんごです☆
とにかく、はるばるプーリア州に行ってもアルベロベッロだけではホントーにもったいないです。アルベロベッロ以外にも(日本ではまだ広く知られていませんが)ずーーっと味わい深い魅力がプーリア州にはもっともっとあります!
◎ イタリア国内随一、そして世界的にみても有数のきれいな海(海のむこうすぐそこのギリシャへとつづくアドリア海)とビーチリゾート☆ 泳ぐもよし、遊覧船に乗るもよし、ビーチ沿いにサイクリングやドライブを楽しむもよし。
◎ さんさんとふり注ぐ太陽の光に育まれたオリーブの樹々がおおいつくす肥沃な大地でのアグリツーリズモや田園滞在が、心も体も癒してくれます☆
◎ イタリア随一の質と量を誇るプーリア州産のオリーブオイルとワイン(とくにネグロ・アマーロに代表されるサレント地方産の黒色にちかいほど濃い赤ワイン)☆
そしてこれまた有名な、太陽の恵みたっぷりのプーリア州のお野菜と、目の前のアドリア海から揚がる新鮮かつ豊富なシーフード☆
これらが織りなすプーリア郷土料理の美味しさ、近年イタリアでも海外でもとても注目されています。
◎ プーリア州の見どころは、とんがり帽子のような石屋根がかわいいトゥルッリの街=アルベロベッロ(Alberobello・言わずとしれた世界遺産の街ですね)だけではありません。むしろ、プーリア州のほかの街を見てしまうと、なんでみんなアルベロベッロばかりなの?と不思議に思えてくるほどではないでしょうか^^
・芸術的なバロック建築の競演によってつくり出された迷宮都市 = レッチェ(Lecce)ここはサレント地方の中心、もしイタリアからまた世界遺産が登録されるとしたら、次の有力候補はレッチェと目されています。
・2010年、ユネスコの「世界平和遺産」にも選ばれ、西洋キリスト教世界の東端の砦として15世紀に東方トルコのイスラム帝国を迎え撃ったオートラント(Otranto)。かつての栄華のかおりを残すこの街の大聖堂の床一面に描かれた世界樹のフレスコ画も世界的に有名、必見です。
・「すべての道はローマに通ず」でおなじみ、ローマ帝国の大動脈アッピア街道の終着点がある港町 = ブリンディシ(Brindisi)。今もかわらずギリシャやトルコ、そしてクロアチアなどへの海の玄関口です。
・ひときわ小高い丘を真っ白い家々が覆いつくすさまはまるで「天空の城ラピュタ」を思わせる白亜の街 = オストゥーニ(Ostuni)。街全体がイタリアの重要文化財に指定されています。
その他にも、世界遺産の美しいお城 = カステル・デル・モンテ(Castel del Monte)や、イタリア半島のかかとの端からアフリカを望むサンタ・マリア・ディ・レウカ(Santa Maria di Leuca)そして古代ギリシャの伝説が息づく漁港の街 = ガッリーポリ(Gallipoli)など見どころはたーーっくさんあります♪
いかがですか?コレを根気よくお読みいただき、ちょっとでもサレント半島はじめプーリア州に興味を持っていただけたならば私たちFracciaMacciaの本望ですっ(一気にたくさん書きすぎてしまいましたね…^^;)
その他にも南イタリアを代表するフォルクローレ、伝統ダンスのピッツィカ(Pizzica)などサレント地方を旅行する魅力は尽きません。
もう「見るだけ・買うだけ」の旅行スタイルは捨てませんか。自然も文化も豊かな南イタリア・プーリア州を暮らすように旅してみてはいかがでしょう?
「今度のイタリア旅行の目的地はどこにしよう?」とお考えならば、とりわけ南イタリア観光をご検討されるならば、迷わずプーリア州のサレント半島をオススメします!
他の方のクチコミ情報を拝見すると、不運にもアルベロベッロで嫌な思いをされたり不自由な経験をされた方もいらっしゃるようですが、せっかく来てくださった方にはプーリア州やサレント地方を私たちと同じように好きになってほしいと心から願っています。
そのために、みなさんの南イタリア旅行がすてきな旅となるよう草の根サレント大使のFracciaMacciaができるかぎり地元ならではの情報やアドバイスをご提供して感動体験のお手伝いしたいなーと思っています^^
ぜひブログの方にも遊びに来てくださーい♪ Ciaoooooo!
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投稿日:2011/02/09