パキスタンへの渡航について

回答日：2007-07-21

こんばんは。

　最近のことではないですが、去年の６月下旬にパキスタンへ行ってきました。

　テロは時々起きるみたいです。私が行く数日前にも自爆テロがありました。でも行ってみたら街は活気にあふれて、夜中も子供がいっぱい（昼間は40度以上になるので、夜が活動のピークみたいでした）。イスラマバードではなくカラチへ行ったので、夜中にビーチへ行ったりしましたが、政情不安などは感じないくらいに、みんな楽しそうにしていました。市場でショッピングもしてましたし（でもお店やマーケットの入り口には機関銃を持ったガードがいます）。夕ご飯はだいたい10?12時くらいが当たり前なので、夜中でもレストランは大賑わい。スパイシーなカレーや揚げ物、パキスタニ・オムレツは青唐辛子入りでピリカラ、辛いあとにはこってり甘いデザートや、たっぷり甘いマンゴーなどのフルーツ･･･気をつけないと太ります（でも美味し?）。

　事件があってニュースなどで大きく取り上げられることもありますが、実際に行ってみるとそんなにピリピリしているわけではない、とは感じました。でも十分に注意するにこしたことはないと思います。男性ならともかく、女性だと服装にしても、行動にしても現地の方の目をひいてしまいます。外国人をめずらしがって子供が無邪気にずっとついてきたり、いつのまにか囲まれていたり（悪意はないですが、とにかく見られます。昔の日本もこうだったのかもしれませんね）。生活習慣も、考えかたも、日本ではあまり意識しませんが宗教も、いろいろと違うところです。注意することにこしたことはありません（お酒飲めないし･･･）。

　私は現地の方と一緒にいることが多かったので、いろいろとアドバイスをもらって楽しく過ごしましたが（暑さと湿気にはとにかく参りましたが）、日本の常識は通じないところです。日本なら30分ですむようなことが、向こうでは３日かかったりします。何かあったらとにかく交渉あるのみ。英語は日常的に使用されているので通じます（現地語のがもちろん有効ですが）。都会でもある意味サバイバル（笑）。

　フンザは行ったことがないのですが、とってもキレイなところだそうですね。ただ、山岳地帯なので天候不順で飛行機はよく欠航になるときいています。陸路はかなり長いそうですね。そして水はやっぱり重要です。気をつけて、ぜひ楽しんできてください!!　

回答日：2007-07-15

babochan23さん、
危険地域への旅行は、現実的に考えるか否か、によって変わってきます。
まず、どうしても行って見たい、自己責任でも行って見たい、という人は行ってみるのも良いんじゃないでしょうか。（ﾜﾀｸｼも行って見たい派です）この場合、イスラマバードは避けるべきでしょう。ラホールからペシャワールに行って、それから北に向う、ということも出来るけど、ペシャワールもちょっと危ないか？でラホールから北に上る、と云うのはどうでしょうか。
現実派ならば、まず外務省の海外安全情報を入手する。イスラマバード、フンザ地域はまだ：「渡航の是非を検討してください。」で、まだ海外渡航保険が効く。これが「渡航の延期をおすすめします」以上の危険度になると、普通の渡航保険ではカバーされません。別途、戦争、テロ保険を付けなければ効き目がありません。
実はﾜﾀｸｼ、以前のお仕事で一時良くパキスタンに行っていました。行き先はいつも：「渡航の是非を検討してください。」か「渡航の延期をおすすめします」か時には「渡航の延期または退避をおすすめします」ばかりでした。仕事で討ち死にするのはムダ死との認識で居りましたので、会社に戦争テロ保険を付けてもらい、いつも行っていました。あとは自分にどれだけ危険回避のスキルがあるかです。こんなもんどうなるかワカラン、が正直なところ。
第三の方法、中国のカシュガルからフンザを訪れ、また中国に帰る。これならイスラマバードもあの大変な地域を味わわずに済みます。
勧めているのか、脅しているのか？ヨウ分かりませんが、ﾜﾀｸｼが言えるのはこんなところです。

【参考URL】http://www.mofa.go.jp/