日本語ガイドの施入場について

回答日：2010-05-10

しんさん、はじめまして。

前回答者の旅芸人さんがお答えになっている事が全てです、私も昨年初めてツアーでスペインを周ったのですがツアーブスには日本から同行の添乗員さん、現地施設ではライセンスを持った現地ガイドが付きました、ｇｕｉａ　ｔｕｒｉｓｔｉｃｏはスペイン語しかしゃべれないので、お二人でしたら日本語のカタロゴが有りますのでサグラダ・ファミリアは十分回れます、ガイドをお願いしなくても大丈夫です（現地ガイドと言ってもただ付いて歩くだけです）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｃｈｕｒｒｏｓ　ひらた

回答日：2010-05-09

しんさん

早速ですが、スペインやイタリアの観光地では、グループまたは個人での観光の場合にガイドの案内を必要とする場合にはオフィシャルガイドのライセンスを持ったローカルガイド（スペイン人などの現地のガイド）の利用を義務付けられています。もちろん他の国でも同様です。

ヨーロッパは日本に比べると桁違いに観光は重要な産業のひとつです。特にイタリア、スペインなど過去の偉人の残した芸術や名所などで今も食べている人たちが多いのです。そしてその観光の業務に就くための学校や試験も各種準備されています。

その中で、彼らオフィシャルガイドもオフィシャルに許可を得て仕事をしています。その彼らを雇うというのは観光産業が提供するひとつのサービスとも捉えられます。飛行機、ホテル、レストラン、観光バス、各種名所・美術館の入場券、公共交通機関、タクシーなどのひとつでもあるわけです。

もちろん、タクシーを利用せずに徒歩または地下鉄などで美術館へ行き、個人的に入場券を購入してガイドの案内無しにまたは備え付けのオーディオガイドを借りて観光することは自由です。問題ございません。

ただし、グーループにてバスなどを利用しながら名所・美術館に入場して各地のオフィシャルのガイド試験を経て許可を受けたいわゆるローカルガイドの同伴無しに団体として観光をすることは禁じられています。
（例えば、中国が陸続きだと仮定して、中国のバスを利用した中国からの中国人観光グループが勝手に京都や奈良の寺社仏閣やその展示物などを観たり触ったりすることを日本の観光産業関係者が良しとするでしょうか？）

前置きが長くなりましたが、結論からご案内しますと、では、そのグループとは何名からなのかということになりますが、それは各都市によって違っています。
グラナダやマドリードなどでは、2名様から旅行会社手配の専用車を利用しての観光も日本人ガイドの他に現地ガイドの雇用がほぼ義務的に慣習化しています。確かに行き過ぎのところもあります。

ただし、現在バルセロナでは、5，6名までの個人グループの観光は問題ないようです。
少なくとも自分がバルセロナで旅行会社に勤務して手配をしていた時は、個人の少数観光グループに対し座席が無いのにローカルのガイドは乗せられないと、日本人ガイドのみで手配をしてきました。（20年ほど前に多分自分がそれを始めたと思います。それまではバルセロナでもやはり2名から現地ガイドを雇っていました。）その代わりに6，7名以上のグループにはちゃんと現地ガイドを頼んで手配をしていましたよ。

ということですので、2，3名さまのお客様のみでしたら日本人ガイドのみでバルセロナは、OKです。

もしご心配のようでしたら、こちらのサイトからお問い合わせください。
⇒　http://barcelona.sakura.tv/entry28.html

可能な限りご相談に応じさせていただきます。

それでは、よいご旅行を。

【参考URL】http://barcelona.sakura.tv