高山病の対策 日程の採り方
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高山病の対策 日程の採り方
- 投稿日:2009-03-09
- 回答:1件
締切済
5月の連休に行ってきます。マイレージのおかげで、この時期でも貧乏旅行を楽しんでいる私も行けるのです。5月はすでに雨季には入っているようですが、乾季にも近いから晴れ男を自称している私を山々は歓迎してくれるでしょう。石楠花や高山植物も咲いているようです。
ランタン谷は一本道で迷いようが無いようですが、ゴサイクンドへも行きたいので、1日目から向かおうか、ランタンからの帰りに寄ろうか迷っています。やはり高山病が心配なのです。症状の出ない初日に一気に登ってしまい下ってしまえと言う考えです。甘いでしょうか。利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する
チャウさん
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回答日:2009-03-14
チャウさん、こんにちわ。
旅行者が高山病になる典型的なパターンとして、「初日に無理をする。」というのがあります。「症状が出ない初日に一気に登る」ことは可能だと思いますが、翌日以降、高山病に悩まされる可能性大です。ゴサイクンドの標高を考えると、行程の途中で血中酸素濃度がかなり下がると想定されます。なので、例え携帯用酸素を持参しても、到着してから吸うのでは遅いかも知れません。チャウさんがどの程度高所に慣れているのか分かりませんが、もし4千m以上のトレッキングが初めてのようであれば、ゆったりとした日程を組まれることをおすすめします。
さもなければ、パルスオキシメーターと携帯酸素で血中濃度を管理しながら登るという手段もあります。2年と少し前に高所が初めての家内とボリビアを旅行した際は、長距離フライトの3日後に4千m以上に上がってそのままトレッキングするという強行日程を組みましたが、この方法で完全に高山病を予防できました。自分の体を使って人体実験的に高所でダイアモックスを試したこともありますが、私にはほとんど効果がありませんでした。パルスオキシメーターと携帯酸素の組み合わせが確実です。管理方法は単純で、目安となる血中酸素濃度80%を下回りそうになった時点で携帯酸素を吸うだけ。酸素を吸うと一時的に低地レベルの95%以上まで上がり、それから下がっていきます。1回目は下がる時間が早いけれど、2回目3回目となるにつれ下がる時間が長くなり、これを繰り返すうちに4千m以上でも80%を下回らないようになります。高所順応では登り下りを繰り返すのが良いとされていますが、それを人工的に行っているようなものですね。ちなみに、ボリビアで山岳ガイドさんの血中酸素濃度を測らせてもらったところ、4千m+でも90%近くありました。さすがです。
パルスオキシメーターは安いものではないので、携帯酸素だけで対応するということも、もちろん可能です。その場合は、初日は間隔を短めに、2日目以降から徐々に間隔を長めにしていきます。寝る前に酸素を吸うと、高所の初日でも安眠できますよ!お礼
Dr.KEMさん お医者さんからのアドバイスありがとうございます。
最初にプランニングしたときには、ゴサイクンドには行かずに、ランタン谷だけをトレッキングするつもりでしたが、ゴサイクンド(4312m)の先にスリヤピーク(5144m)が簡単に登れることが判り、メインをスリヤピークに変え、ランタンは残りの日程を使うように変えました。
Dr.KEMさん のアドバイスを取り入れて、ゴサイクンドに行くまでに順応日を入れます。一人なので携帯酸素を持って行けません。マラソンと水泳を少ししているので、酸素不足に対応できるのではと思っています。
Dr.KEMさん とわたしはあまり年が変わりないのではないかとおもいます。山に海にと興味が尽きません。キリマンジャロ、キナバル、玉山と登ってまいりました。ネパールの旗と日章旗をもって登ってきたいです。(by チャウさん)1 票
Dr.KEMさん

