酷い体験をしました。

このホテルでとにかく酷い経験をしました。5泊したのですが、ホテルの部屋は狭いなりに綺麗でアイロンやドライヤーも備え付けられてあり備品も揃っていたので初めの印象は「悪くない」でした。しかしながらチェックアウトの前日に大変な問題が起きました。私は朝急いで出かけた為、部屋を散らかしたまま「privacy」のタグをドアに掛けて出かけました。なのでまさかベッドメイクが入るとは思ってもいませんでした。しかしながら夕方部屋に戻ってみると何故かベッドメイクがされていました。更に私の大切な薬がなくなっていました！私は持病を持っていて毎日必ず薬を飲まなくてはなりません。ーもし飲まなかったら死んでしまうかもしれないというくらい大事な薬です。なので必ずどこに旅行に行く際も薬の袋ごと持って出かけていました。（薬は約10種類くらい、およそ1月分です。量があるので小さなビニールのバッグに入れてました）私は急いでフロントに行き、薬が失くなっている事を伝えました。フロントマンはマネージャーを呼ぶと言い、待つように言われました。約20分後、ようやくマネジャーが降りてきました。マネージャーは「部屋を確認する」と言って私の部屋に一緒に入り薬を探しました。そして薬がないことを確認し「ベッドメイキングの係に聞いてくる」と言って部屋を出て行きました。しかしながらその時の時間は20時。私は21時に用事が入っていたのでフロントマンに出かけなければならない事を伝え「この件をよろしく頼みます」と言ってホテルを後にしました。その時に彼は「了承した。戻った際に対応する」と確かに言いました。その後用事が終わり23時30分頃ホテルに戻りました。私は急いでフロントマンに「薬の件はどうなりましたか？」と聞きました。しかしフロントマンはシフトが変わったらしく違う人になっていました。更に彼は「何の事だ？」と言ってきました。私は唖然としました。顧客の薬が失くなったというこんな大事な問題の引継ぎがされていなかったのです！私はマネージャーを呼ぶように言いましたが既に帰ったとの事。私は非常に怒りを感じましたが薬を探す事が先決です。夜勤の男性が1人地下のゴミ置き場に案内をしてくれて山のように積まれたゴミ袋を一つ一つ開け、ゴミまみれになりながらひたすら探しました。その間、彼以外のホテルマンは誰も手伝ってはくれませんでした。時刻は深夜1時頃でした。1時間後くらいでしょうか…汗だくになりながらようやくゴミの山から薬が見つかりました。しかも腰をまげて探していた為腰痛になってしまいました。数時間後には日本行きの飛行機に乗るというのにです。私はフロントマンに「いくらなんでも酷すぎる。今回の件は100%そちらに非がある。何か保証してください」と伝えました。彼は「今日はもう遅いから明日対応する」と言って私に休むように言いました。私は疲労しきっていた為、部屋に戻りベッドになだれ込むようにして眠りにつきました。翌朝9時30分頃ホテルのマネージャーからお詫びの電話がかかってきました。マネージャーいわく「今回の件は本当に申し訳なかった。お詫びに朝食を無料で提供する」との事でした。私は呆気にとられました。何故ならこのホテルの朝食は10ドル、典型的なコンチネンタルブレクファーストでパンとマフィンとフレークと牛乳…といった非常にお粗末な物だったからです。私は朝食を取る気にもならず「もっと誠意を持った対応をしてくれ」と強く言いました。しかしながらマネージャーは「これ以上の対応は出来ない」と返すだけ…。チェックアウトの時間は昼の12時。昨夜ゴミを漁ったお陰で心身ともに疲労していた事もあり、ギリギリまで休んでホテルのチェックアウトをしました。その際、当然ながらマネージャーは姿を見せず…。フロントマンは昨日あった出来事を全く知らない様子でした。私もせめて最後にマネージャー自ら直接謝ってくれたならここまで怒りを感じる事はなかったかもしれません。日本のホテルの比較してはならない事は重々承知です。しかし私にとって「命の次に大切」と言っても過言ではない薬を捨てられ、この対応。いくらなんでも酷すぎると思います。私は今でもこのホテルに対し怒りを感じています。叶う事なら訴訟を起したいくらいです。