まずメディナ内にあります。よって混み合う狭っ苦しい石畳を歩くことになります。道を把握できればシンプルですが、一度迷うと迷宮です。ホテル入口扉を発見した時は廃屋じみた環境に戸惑いました(笑)しかし中に入ると奥に開けており、北アフリカらしさが現れ情緒抜群です。チェックインを担当された女性は物腰柔らかく、好印象です。EVはあったのですが、前に椅子が置かれており使用不可のようでした。実際、階段で部屋まで案内されました。鍵は2つ付けられており、ホテル入口用と部屋用でした。ダブルルームのスイートでしたが、言うほどスイートではないです。画像にはいくつかのタイプが紹介されてますので、どれにあたるかは運次第でしょう。洗面、バスルームに関しては、スモールと同一タイプでした(笑)綺麗にされてるエアコン完備です。メインライトはシャンデリアではなく豆電球でした(笑)室内は、女性向きと思われるメルヘンっぽさが目につきます。喧騒が遠くに感じられ静かな環境です。室内の窓を開けると、横に長いバルコニーが備わっていて奥に椅子、サイドテーブルが用意されていて灰皿が置かれてました。「ここで吸いなさい」ということでしょう。鏡台前のテーブルには、ウイスキーボトルサイズの容器に水が入れられていて空のペットに継ぎ足せる工夫がなされていました。これは初で良きアイデアです。浴室はシャワーのみです。水圧、温度設定バッチリでした。シャワーブースの仕切り版が半分で、まあまあ濡れるパターンです。朝食は8:00-10:00ですが、準備されるのは少々遅れてからでした。大らかな気持ちで待ちましょう。品数多く、美味しいです。フムスを出してくれるのは、やはり嬉しいです。ゲストが来てからの準備、提供なので、ちゃんと暖かいです。中庭に面しているお部屋で頂きますが、天井高くアンティークな室内で何枚か撮りたくなると思います。朝食時間を早めてほしい要望にもしっかり応えてもらえました。一度昼過ぎにホテルに戻った際、掃除がされてなかったのが気になりましたが。。ドアノブに札を掛けずに出てしまったことが原因でしょうか。あと、猫が多いです。おそらく放し飼いにされてると思います。レセプションのカウンターにも上がっており寛いでました(笑)日本の猫みたく走って逃げるどころかバンバン懐いてきます。すごく穏やかで、みんなまったりしていました。猫カフェそのものです。見送りにまで来てくれました(嬉)反則級の可愛さです。宿泊前日にはホテルサイト経由で連絡が入り、荷物の運搬やホテルまでの道案内など喜んで承りますといった内容のおもてなしが嬉しかったです。こちらのスタッフは清掃のおばさまを含め、皆さんとても感じが良かったです。チュニジア国内で利用したホテルの中で一番でした。WiFiも途切れず快適で日本人でも不快なく快適に過ごせると思います。