ルアンダのセントロの目抜き通りにあたるミサン通り(Rua da Missão)には、Epic Sana Hotel を筆頭に、Skyna Hotel、Hotel Trópico等、新しいホテルが次々に建っている、という感じだが、その中で看板もなく、ポツンとある二つ星ホテル。私がよく言ってる再開発されていない建物に入ったままのいわゆる昭和なホテルである。
ルアンダはセントロも含めてアップダウンの激しい街だが、このミサン通りも東側に登る坂道になっていて、その途中にある。Epic Sana Hotelの斜め前、くらいなので、Epic Sana Hotelを目印にすればよい。西側にすぐのところにミニメルカド(商店)、東側のジンガ女王像の方に3分くらい登れは、ミニスーパーメルカドがあるので、水等の調達には困らない。
Trip.com経由で予約したが、全くスムーズにチェックイン、アウトが終わり、拍子抜けした。最初、部屋に案内されたときはテレビが映らず(直った)、タオルもなしでどうなることかと思ったが、それ以外に特に問題なし。三泊したが、全く放っておかれて(!)ターンダウンとかが必要な時はきちんと言うこと。
WIFIも普通に入る。テレビはなぜか地元ローカルしか映らないのだが、ポルトガル語と同じ内容のニュースをジモティ語(アンゴラでは複数の言葉が話されているので、何語かは不明。)で放送していたのが印象的。冷蔵庫がなぜか強力で、入れたものが凍ってしまう。温度調整つまみも効かないのだが、冷えないよりはこちらのほうがいいだろう。
朝食はフロント前のレストラン(朝食込み)でいただくが、これがまた、国際水準に達していないビュッフェ(日本の昭和ホテルにも時々ある)で頑張っている気持ちは伝わるが・・・コーヒーはインスタントで、自分で粉を入れてお湯を注いでもらう。
問題は交通手段で、マコンパスのターミナル近辺のバイクタクシーの兄ちゃんに何人かに住所を見せたが分からず、これだったらEpic Sanaを言ったほうがいい。ホテルから配車アプリのYangoを使えば(というか、ミニバス(コレクティーボ)を使いこなせない以上、他に方法はないと思う。)よい。ミサン通りを東側にずっと降りると、コレクティーボの乗り場があり、「アエロポルト」は幹線ルートなので(正規の(?)客引きがアエロポルト!、と怒鳴っている。)空港にはこれを乗って行ける。(が、ターミナルのかなり手前で降ろされる)今は新空港に移行最中なので、新空港に移ると「空港に行く手段」としては使えなくなるが。
Epic Sanaには日本大使館も勧めるような高級イタリアンとかも入っているが、そういうとこだと東京以上のお値段になる。近所に比較的安いレストラン&カフェがあったので、私はそこに通った。テラス席もあるが、なるぺく中で食べる方がよい。そうでないと視線をずっと感じ続ける場合がある。
ということで、高いと言われるアンゴラ・ルアンダでビジネスホテル値段を目指すなら、ぜひお勧めのホテルである。