ボルネオ島のジャングルを流れるキナバタンガン川の畔に建つリゾート。
広大なジャングルの中に木造のコテージ・ヴィラタイプの客室が立ち並ぶ。
回りにあるのは大自然だけ、他には基本何も無い。
リゾート内には、レストラン棟があり朝昼晩の3食はここで食べることになる。食事はお世辞にも豪勢とは言えないが、十分なマレーシア料理をいただくことができる。
レストラン内の売店には、必要最低限のミネラルウォーター、ビール、コーラ、スナック菓子が販売されている。
客室内には、バスタブ、水洗トイレ、天蓋付きベッド、エアコン、洗面台は完備。
そしてここの最大の売りは、キナバタンガン川のリバー・クルーズだ。朝と夕方、日に2回のクルーズでは、ガイド付きのボートに乗り、オランウータン、テングザル、ワニ、オオトカゲ、カワセミ、などなどの野生動物ウォッチングを楽しめる。
昼と夜にはガイド付きのジャングル・トレッキングも組み込まれており、熱帯雨林の中を歩くこともできる。
ボルネオ島では、アブラヤシ農園の開墾によりジャングル開墾が進み自然の残るジャングルは減少しつつあるが、このリゾート周辺は、キナバタンガン・ワイルドライフ自然保護区として広大な野生のジャングルが残されているため、希少な自然の中で非日常を満喫できる。
サンダカン空港から専用バスでの送迎も付いており、アクセスも問題ない。(我々は、セピロックのホテルからピックアップ、そして帰りは空港まで直帰を依頼。)
ホテルのスタッフ、ガイドも気さくなマレーシアン達、当日は我々以外は欧米系の宿泊者ばかりだったが、日本から来たというと一様に大歓迎してくれた!
満足の行く2泊3日を過ごすことができた。
ここでの注意点は『蚊』の攻撃、防虫剤と殺虫剤は必須だ。