「九寨歸來不看水」(九寨溝より帰りて水を見ることなし)と謳われた九寨溝。一度は行きたいと思っていたが、2017年8月、マグニチュード7.0の地震により深刻な被害を受け、観光客の受け入れを停止。2020年に復旧するも、コロナや日中関係の悪化など、観光どころではない状況に。
半ばあきらめていたが、2024年8月に黄龍九寨駅まで高速鉄道が開通、アクセスが劇的に改善されたこともあり、念願が叶った。
ツアーで2泊。九寨溝風景区遊客中心(ビジターセンター)から西に12kmほどの場所に建つ5階建て(客室数255)。2017年開業(改装2019年)。
アサインされたのは、本館3階 Twin Guest Room(46㎡)。
セミダブルのツイン。窓際には大きなソファ。ライトブラウンを基調とした内装に、ダークブラウンの家具が気分を落ち着かせる。丸いワークデスクにはデスクライトと肘掛椅子。壁掛けテレビは49インチ。
バスルームには浴槽の他にシャワーブース。ベッドルームとの間の仕切りを開けるとバスルームから窓の外が見える。中国のホテルはこういう仕様が多い気がする。
冷蔵庫、ポット、金庫、ドライヤー、スリッパは勿論、バスローブも。コンセントやUSBもベッドサイドにあって便利。冷蔵庫内のソフトドリンク(4本)は無料、ミネラルウォーターも一人1本。ただし、ティッシュペーパーはリビングにのみ。WiFiが遅くて使えないのはどうにかしてほしい。
朝食ビュッフェ(6:30~)は、1階レストラン「OPEN」。ビュッフェ台のスペースも広く、種類も豊富。早朝にもかかわらず、ゲストの数が多いのは、九寨溝を午前中の比較的空いている時間帯に観光するため。皆、考えることは同じ。
今回は2日目の夕食も「OPEN」だったが、海老や貝などの海鮮が並べられ、料理の種類も豊富。日本食(寿司はイマイチ)の他、日本酒やビール(雪花)など酒類も飲み放題。デザートの種類も豊富で、アイスクリームもある豪華仕様。山国でなぜ海鮮なのかは知らないが、高地がゆえに、海産物は豊かさの象徴なのかも。
黄龍・九寨溝のツアーは、九塞溝のホテル選びが一つのポイント。敷地内にはコンラッド九塞溝(161室)が隣接し、ヒルトン九寨溝との間に、池を中心とした庭園(中華風の四阿がエキゾチック)が配置され、高級リゾートの雰囲気が漂う。
WiFiが使えないなど問題もあるが、客室や食事など総じて満足のいくもので、快適な滞在となった。