最近ソウルで流行って来ている韓国式住居です。中庭を囲むように3組の客室が配置されています。韓国ドラマでお目にかかった感じそのままです。
若いご夫婦がオーナーで、奥様のルーシーが完璧な英語で細やかなおもてなしをしてくれます。ご主人は日本語がおできになるそうです。
立地は、徒歩で、インサドンまで15分、鐘路3街まで10分、コンビニは3分のところに2軒、チムジルバンも有名店が5分のところにあります。ピザ、タイ料理、冷麺や鶏鍋などの韓国レストラン(いづれも新しく、おしゃれ)がすぐ横の通りに、クレープの有名店や何軒もの地元食堂も5分程のところにあります。
お部屋は、韓式でオンドルがあたたかく、窓もあって明るく清潔です。ロゴが刺繍されたお布団やタオルの素材も上質でかわいらしいです。
トイレとシャワーは、いわゆる韓式の部屋にはないものを無理に備えたので狭いことを理解してほしい、と、最初にルーシーが説明します。シャワーは熱いお湯がふんだんに出て、特に問題はないです。ハブラシはないですが、歯磨きペースト、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、石鹸があります。
テレビは韓国の放送ばかりですが、日本のアニメがたまに日本語でした。インターネットは感度がよかったです。
演劇を見に大学あたりに行くときには、ルーシーがタクシー用に行き先と相場まで書いて持たせてくれました。
朝食は彼女の手作りで、一日目がビビンパ、二日目がトック(ぞうに)でした。最高においしいです。リビングに温冷水のミネラルサーバー、コーヒー、紅茶、韓国茶がセルフでおいてあります。朝食の後の彼女とのおしゃべりもとても楽しいものでした。
中庭の陽だまりでコーヒーを飲んだり、また、夜空を見上げたり、部屋のオンドルの床に寝そべったり、「そこで暮らした」思い出は色濃く残りました。
視界に入らないところで気をつけていてくれる彼女の近づきすぎないサービスは、とても気持のいいものでした。