イブラから30km南、アル・ワシルの表示を過ぎた先にあるアル・マハ・オイルステーションの前にオフィスがあり、ここで15:00に待合せて、送迎してくれる。
ネット予約も可能だが、詳細を知りたかったのでFacebookで見つけたメールアドレスから予約。翌日には返信をくれた。朝夕食付1泊38R(ネット上では40R)で2泊と車送迎25Rで計101Rとなかなか高いが、オマーンは安ホテルでも20R前後するので、沙漠キャンプとしては安い方。送迎は短距離の割に高いが、砂丘の中なのでタクシーは行ってくれない。
ガソリンスタンドの裏から砂丘もあるが、殆どは固い道を南西へ10-20km、約20分。
大きな砂丘のふもとにヤギ毛製テントと各バスルームを丸く配置。
宿泊客は、1泊目は5人家族と私、2泊目は私1人だけだったので非常に静か。
ツインベッドが二つ並び、更に蚊帳付。通常、沙漠地帯で蚊は繁殖しないが、このキャンプは蚊が多い。発電機が動くのは日没から20時の数時間。オイルランプも備え付けられている。バスタオル、オイル式ランプ、コンセント、水ペットボトル、ビスケット、ティッシュが置いてある。
シャワー、バス・ルームは囲われているが天井無し。シャワーは水だが、まだ気温が高いので浴びるのは可能。ホテル用石鹸やシャンプーも置いてあった。
朝食・昼食は豪華ではないが、質量問題なし。昼食は別料金5Rで作ってもらえる。食堂テントにはお湯入ポット、コーヒー、紅茶、デーツ、水が常にあり、適当な時間に果物なども出してくれた。
従業員は男性4人。ガイド兼任バングラデッシュ人2人と来たばかりのインド人2人。
Retreat(隠れ家)と名付けるだけあって、テント、水洗トイレが各テント裏にあり、Wifiなし、うるさい車を使う遊びなし、発電も数時間で、とにかく静か。ただネットのレビューを読むと、混んでいる時は、テントを増やす為、サービスが追い付かず、人や車がうるさかったりするらしい。
従業員は住込だが、オーナーは朝夕以外は町の自宅に帰ってしまうのが不安な点。テントなので、鍵も掛けられないし。オーナーが一緒に住んでいる所の方が安心感がある。
この周辺のキャンプは、プールまであるホテル並の所から、簡単な小屋のみの安い所まで様々なので、ネットのレビューなど読んで、料金、好みに合わせ選べばよいと思う。